私はお月さまによく話しかける


ツインの事で
心身ともに弱ってた頃は
よく夜間にウォーキングに出かけた

無心になって
ただただ歩き続ける

そして夜空を見上げ
お月さまを探して

『助けて』
『苦しい苦しい』
『守ってください』
『もうそちらにいきたいな』

などなどと
お月さまに向かって心でつぶやいた


不思議なことに
どんなに曇った日でも
『お月さま……』
と見上げて呼びかけると


さーーーっと
雲が流れて
美しいお月さまが顔を出してくれた


その度にわたしは
『お月さま   ありがとうございます……』
と ありがたい気持ちでいっぱいになって
泣きたい気持ちになった



あの日々以来
私は事あるごとににお月さまに声をかける
あの当時は
苦しさで
すがるような気持ちだったけど


今は
ただただ

『お月さま、本当にありがとうございます』

としか出てこない



本当に不思議なことに
夜中にふとベランダに出ると
その正面には
いつもお月さまが光っている



お月さまは
美しい光を放ちながら
いつも私に応えてくれる