わたし さらさらと指からこぼれる白い砂 海辺のはしには柵がない どこまでも走っていける 蒼い孤独や 非常識 しらじらと流れていくは時の砂 わたしは何者にもなれない 何からも囚われず 何も憎まず 燃やさず 恥ずかしいということを 恥ずかしくないと いつか忘れていく 哀しいということを 哀しくないと いつか いとしい は いとしい なのに わたしには 名前がないの