
小さい時から、良く外食に家族で出かけた。
一番好きだったのは、中洲のど真ん中、
大通りを明治通りから入って、角のパチンコ屋さんを左に曲がって、すぐ次の角を
右に曲がって、通りの中程、右手にあった店。
「ステーキハウス ロン」
最初に、ママが、ヒレにするか、ロースにするか。何グラム食べるかを聞いてくれる。 小さい頃は100グラムくらいしか食べれなかった、子供達が、大きくなるにつれ、だんだん量が増えてくる。
高校生の頃は、200グラムを2枚とか食べてたかな・・・

後は焼き加減。
チビの頃は、もちろんワカランチンだが、
毛がはえてきて、色気づく年頃になってくると、ツヤに大人の真似して、
「ミディアムレアで・・・」などと格好つけて
注文してたっけ。
コースはいたってシンプル。
お肉がくるまで、自家製のドレッシングが
たっぷりかかったサラダを食します。
野菜嫌い、魚嫌いの肉食人種の親父の
分を食べるのはいつも僕の役目。
パンかライスをチョイスするのだが、
親父がいつもパンを頼むので、真似して
「僕もパン。」
いつもライスを注文する妹たちを見て、
「ふん。この田舎もんめらが・・・」と
ほざいていたのも今は昔。
もちろんメインは、カンカンに焼いた鉄板で、
ジュウジュウと湯気やら、音やら、匂いやら
やたらと「うまいぞおーっ!」って感じで
登場する「特上のステーキ」
これを特製のソースにつけて頂くのだが、
秘伝のたれがバリウマ。
若いころはもちろん脂身たっぷりのロース。
肉があまり好きじゃなかったお袋がいつも
注文するヒレステーキを初めて食べた時は、その柔らかさに衝撃を受けたが、
「ステーキはロースに限る」という親父の
言葉を信じて、最後までロース道を
貫き通しました。
(時々、妹の眼を盗んで、彼女達が注文したヒレをつまんでましたが…(;^_^A )
食後のデザートは、これまた手作りの
「アイスティー」と「アイスクリーム」
これがまた旨かった。
アイスティーの中にアイスクリームを
入れて食べるのが、親父流で、もちろん
全員右に習え。
ほんとに美味しかったなあ・・・

もう今から、20数年前、ご主人が
急逝され、お嬢さんしか居なかった為、
惜しまれながら閉店。
お金さえ出せば、美味しいステーキは
食べられると思うけど、
小さい頃に刷り込まれた、あの名店の
ステーキの味を超えるものには、まだ出会っていない。
後日談
このブログは2年ほど前に別のブログに投稿したものですが、
2ヶ月ほど前、アメブロで知り合って通うようになった足のマッサージ屋さん
新観足道式健康法センター
の施術士 藤岡さんが、このステーキハウス ロンのお嬢さんの息子さんと言うことが判明!
福岡はやっぱり狭いなあ・・・と思いながら昔の思い出話を致しました。
先日、藤岡さんがお休みを利用してお母さんと一緒に食事に来てくださいました。
何十年かぶりの感動の再会でした。
とても嬉しい出来事でした。

