私の母は2000年になったころ76歳で亡くなりました。 
大腸癌で肝臓へも転移していてどうすることもできませんでした。 
発見したきっかけは、腹部が大きくせり出してきたことでしたが、長く定期的に通っていた病院があったにもかかわらず、ガンを見つけることができず、おかしいからといって受けた診断が胃炎ということで飲み薬をもらって帰ってきました。 
そんなはずはないと私が付いていって、同じ病院の消化器系の専門医に話して検査し直したところ、大きな大腸がんが腸内で詰まって流れなくなっていました。 
そこで、 その場で外科 のガン専門医のいる大きな病院へ入院させ、腸内の内容物を出す手術をし、腹部を元に戻してから細かな検査をしたところ、肝臓へ転移して大きな影が写真に写っていました。 
ステージ4末期です。大腸の顔は4時間の手術で除去しました。
こうなるまで長く苦しかったはずなのに、顔色変えず我慢してしまった母に、『どうして』と思いましたが、昔の人の耐える美徳だと思っていたかもしれず何も言えませんでした。
それから治療生活2年間、目が離せませんでした。
特に2年目は寝たきりとなり、寝返りも自分ではできない状態で1時間おきに寝返りの介助をしなければならず、2年間働いてお金を稼ぐことができませんでした 。

なぜ人は癌になるのか。ガンを直すことは容易にできないのか。ガンにならないようにすることはできないのか。こんな疑問が頭の中で膨らんできました。
ですが、当時これらの疑問に対する回答はありませんでした。失望していました。
ところが2003年に年が新たまったころ、突然回答が私のもとにやってきたんです。
それは当時いっしょに仕事をしたり、交流していた人から伝えられた内容の中にありました。
そう、生命科学に基づいた製品の紹介でした。
それで長く疑問になっていた闇が晴れたんです。
続けてその年、まもなくしてテレビを見ていたら小泉総理が、ヒトゲノムが完全解読されたことを報道番組で告げているのを見てあっけにとられました。
日本だけでなく共同プロジェクトで、6カ国同時発表とのことでした。
すると科学誌や新聞などが遺伝子を取り上げ、病気は遺伝子の中に病因遺伝子が全てプログラムされていることがわかりました。
もちろん、ガンの遺伝子もありました。そして発症するメカニズム、ガンになったらどうするか、ガンにならないようにするにはどうするのかの疑問が解けてきました。
医師でも研究者でもない普通の人々が、どうしていけばいいかが見えたのです 。
さらに2015年、遺伝子の修復メカニズムを解明した3人の研究者が、ノーベル化学賞を授与されました。
このことから、私たちは自らと家族の健康、友人知人の健康、その他の人々の健康を、解決策を示しながら、幸福の輪を広げていかなければならないと強く感じています。
そうすることで医薬品を使わず、病気にならず、幸福を追求できると思います。
社会保障の負担も軽くなるすることもできるはずです。
私たちの仲間は現実にそれができています。
ぜひ皆さん参加して幸福を追求しましょう。