遅ればせながら、あけましておめでとうございます!
お勤めの方は年末年始で9連休だったという方も多いのではないでしょうか。
こちんは27日(金)に仕事納めだったのですが、すぐには東京に帰らず、28日に沖縄で第九の合唱に参加してから帰京しました!
沖縄で第九を歌うのは初めてでしたが、やっぱり年末に第九を歌うと「歌い納め!」という感じがして気持ちいいですねぇ。

で、いつもより長かったはずのお休みですが、結局あっという間に終わってしまいました・・・。
本も1冊しか読まずじまい。
年末年始特番の肩のこらないテレビ番組はたくさん見ましたが、ブログにアップするような作品はテレビで見たジュリア・ロバーツ主演の「食べて、祈って、恋をして」ぐらいでしょうかね。
著者の体験記なんですが、NYで成功していたキャリアウーマンが離婚をきっかけに、イタリア、インド、バリに合計1年間の自分探しの旅に出るっていうお話。
原作はベストセラーになったようですが、映画にしちゃうとちょっとちゃらちゃらした感じになっちゃって、もったいなかったかなという印象です。

読んだ本は有川浩さんの「クジラの彼」。
いやぁ、参りました!
ここまで超絶甘々のラブロマンスだったとはぁーー。
久しぶりにここまでどっぷりと甘いのを読みましたが、たまにはいいですねぇ。
自衛隊がベースになっているので、「ほほぉ、潜水艦乗りを彼氏にすると、こうなっちゃうのかぁ」なんていう雑学も増えて、たいへんたいへん面白かったです。

さてさて、旧年中のお話になってしまいますがNHKの大河ドラマ「八重の桜」終わっちゃいましたねぇ、寂しい・・・。
新島八重が皇族以外で初めて女性の叙勲者だったというのも最終話で初めて知りました。
八重のような女性がいたおかげで、今のわたしたち(女性として教育が受けられる、女性として働くことが出来る。)がいるのだと、あらためて感じることが出来ました。

昨日から始まった「軍師官兵衛」はどんな展開になるのでしょうか。
とりあえず、しばらくは見てみようと思っております。

ではでは、最後になりましたが、2014年がみなさんにとって、こちんにとっても、いい年になりますように!!
波野好江さん著の「中村勘三郎 最期の131日 ~ 哲明さんと生きて」を読了。

波野好江さんは言わずと知れた、勘三郎さんの奥さま。

中村家のご一家はご子息の勘九郎さん、七之助さん、勘九郎さんの奥さまの愛さん、その息子さんの七緒八くんなどのドキュメンタリーがテレビで放送されることが多いので、歌舞伎界のなかでもとても有名なご家族ですね。

歌舞伎ファンのこちんも中村家のみなさまは大好きな歌舞伎俳優さんたちです。

その大黒柱の勘三郎さんがお亡くなりになって、早いものでもう1年。

勘三郎さんの闘病中の記録を奥さまがこのたび本にされました。

こちんは案の定、号泣です・・・。

飛行機の中で隣に座ったおじさま、すみません、あやしいおばさんが横でぐずぐず泣いていて・・・。

勘三郎さんの最期があんなにたいへんな闘病生活だったとは知りませんでした。

歌舞伎俳優としてはまだまだこれから!というご年齢でお亡くなりになったのは本当に本当に残念ですが、ここ数年で息子さんたちの舞台がそれはそれは素晴らしいものになってきていますし、孫の七緒八くんも初舞台を踏み、勘三郎さんのDNAは間違いなく生き続けています。

あらためてご冥福をお祈りいたします。
塚田薫氏の「日本国憲法を口語訳してみたら」読了。

うーん、なんとなく買っちゃったんですよね、この本、なんでだろ(笑)。
塚田氏は現役の愛知大学法学部法律学科の学生さん。
ネットの掲示板に憲法の口語訳の書き込みをしていたところ反響が大きくなり、出版につながったといういまどきの生い立ちを持つ本です。

特に憲法に興味があったわけでもないし、憲法に対する知識をつけたいということもなかったのだけれど、他の何冊かの本と一緒にふと買ったのは、やはり沖縄に住んで、いやでも憲法9条のことなどを意識的にも無意識にも気にしていたからかもしれません。

一応真面目な学生時代をそれなりに送っていたつもりだし、これまた一応毎日新聞も読んでいるので、この本を読んだところで新しい知識や切り口を見つけられたという感想はないんだけど、おさらい的には読んでよかったかな。