7年間連れ添った真っ赤なDucati Monster 

その最後は、乗り出しは調子よくいつもの快音を聞かせてくれる。

エンジンが温まってくると、クラッチが下がらなくなってくる。

つまりニュートラルを通過しなくなる、たぶん1速とNに入らない。

エンジンを止めてしばらくすると、何事もないようにNに入り、走り出して体が温まるとNがなくなる。

先の夏もエンジンが温まると、セルが回らなくなったことがあった。

動かないわけではないので、何とか工夫して動かしていたが、信号待ちでクラッチを握っていないといけないことや、

2速発進で気を使わなくてはいけないことで、ついに愛想をつかして分かれることにした。

過去に2台も引き取ってもらっている、バイク王。

ただでいいから置いていくよ、と言い放ったが。良い値段をつけてくれて、代金はあとで振り込まれた。

バッテリーは上がらないか、今日は動くのかといつもひやひやしながら、セルを回していた日々が懐かしく、またもう気を使わなくてもいいやという気持ちも楽になった。

さて、あとに残されたのはYAMAHA SEROW。

先月もバッテリーが上がり充電していたら、ガレージのオーナーである妹が「バイクも電動になったの」と聞いてきた。

その通り、充電しないとセルが回らないのさ。

SEROWがあれば、どこにでも行ける。