ややや、ヤバイ! 「ゴメアイ廃人」になりかかってる!!
そしてこのドラマ、音楽はさることながら、台詞がいい!! これにも着目してみました。
ユニ母は、死んでいく運命の(わが子とは知らず)ムヒョクの心臓を当てにするようになる。残酷!
それを聞かされても、部下であるウンチェのお父さんは、非難できない。
ユニ母は、大量の洋服や食べ物をもって、ムヒョクの留守に、姉とそその息子を訪ねて手なずける。
それを知ったムヒョクは、一瞬の間でも、うれしくて母親を許そうと考える。
でも、ムヒョクにくれた心臓のためのサプリを見て、その真意を知ってしまう。
ムヒョクは、ユンの家の前で涙を流しながら、「おれもあなたの子供だ、一部なんだ」とうったえる。
でもそれを聞いてほしい母は不在。門の中で胸を痛めながら聞いていたのは、ウンチェの父だった。
それでも、まだムヒョクの家を訪ねようとするユンの母に、ついにウンチェの父が切れる。
「もうやめろ。あの子が死ぬまでの短い間、悲しまず過ごせるよう、そっとしておいてやってくれ」と。
そして、それをウンチェが立ち聞きしてしまう。
→やっぱ、ウンチェは本当の話だと思っていなかったのね。
※ゴメンウンチェ。
ショックを受けるウンチェ。どんなに自分がムヒョクに酷いことをいったかを後悔し、ムヒョクの元へ。
でも何もいえない。
ユンの元へ戻るというウンチェを、父親は部屋へ監禁しちゃいます。
雨の中、ずっとウンチェを門の前で待つムヒョク。そこへやっと開放されたウンチェが。
二人は、ホテルの一室へ。
撃たれた顛末を話すムヒョクとウンチェの会話。
ムヒョク「俺のような可哀想な人生はそうない。惨めな男だ。」
それをさえぎってウンチェが、
「おじさんは一つも可哀想じゃない。ワイフの代わりに撃たれて、そんなに胸にたくさん愛をもっている。
私おじさんに同情しない。」
↓
このウンチェの言葉、本当にいい!!
結ばれようとしたとき、急に吐き気をもよおすムヒョク。
そんな姿を見られたくないムヒョクは、ウンチェに「家に帰れ」と。
そして、ウンチェは、「戻ったら二度と戻れない。おじさんの下へ戻りたいけど、ユンを捨てられない。」と言って家へ帰っていく。
韓国ドラマによく見られる女性像ですが、本当に好きな人がいるのに、自分のせいで傷ついた自分を思う男性の元へ行こうとする。これは、その男性のためにも絶対ならない。だって、本当は別の人を向いているのに、体だけ自分の元にいる。
でも結局去っていくんだけど。
そんな、犠牲的な女性像って韓国特有なのかしら。それって「恨」なのかな。ちがうか‥
ムヒョクはユン母に「臓器移植登録書」を渡し、ユニに心臓をあげたいと申し出る。
ユン母は見通されたことを悟って、受けないと言って泣き崩れる。→でも本心かしら??
「お母さん今は泣かないでください。これから私のために流す大量の血の涙のために」
解釈:自分が死んだあと、真実を知ってどれだけ後悔して泣くのか。それが「復讐」の集大成なのかな。
ユンは母親から、ムヒョクが心臓を提供する意思があることを聞き、ムヒョクを訪ねる。
なぜ自分に心臓を?と問い詰めるユンに、
「お前の兄だから」 言っちゃった。