青樹庵です。
前回のつづきです。
さて、頂上に昇りました。
運の山は現実の山の姿とちがい尖っているわけではありません。
見渡すかぎり青々とした草原のようにさわやかです。
実にたのしく心地よいところです。
事業者ならばやることがすべてうまく行く。
勤めている人ならば良い上司に恵まれて社内でも評価される。昇進する。
主婦ならば夫の仕事は上がり子供も問題なく育ちいく。
つまり、なにも心配や悩みの無い時代です。
こういう春のような日々が続くと人は無意識に過ごすようになります。
そして守りに入ります。
自信過剰になります。
傲慢になります。
永遠にその状態が続くと錯覚します。
気が緩みます。
これは人間の本能です。
じつはここが
大きく成功する人と
平凡な人生になる人との別れ道になります。
大きく成功する人は、チャンスと捉えてさらなる飛躍の努力をしますね。
頂上ですからやればやっただけの成果が出ます。
普通の人はどうでしょう。
なんとなく楽しく何もしないで幸せに無意識に過ごします。
ここが頂上だとは夢にも思っていません。
年月にすればけっこう長い期間ですが、
心地よい時ほど月日が経つのは早いものです。
つづく
青樹でした
師匠と弟子 運命 貸す人と借りる人は