〇なぜ話そうと思ったか

 NTFについて話そうと思ったのは、テレビでNTFを推進する人とコメンテーターがあまりに浅い話しをして、芸能人の皆さんもメリット沢山ありますよみたいな話をしていたので、もうちょっとちゃんと考えたいと思って書いてみることにした。

 

〇NTFとは何か

 NTFは、価値あるデータのオリジナルに証明書を発行することで、貨幣価値をつけようとするものだ。

デジタルデータなどいくらでも複製できるが、その証明書をブロックチェーンという改ざんがほぼ不可能といわれる技術で管理しているので大丈夫というわけ。

 例えば、Twitter初の投稿とか。アートの原本だったりそんなものがNTFの対象になってくる。

 テレビ番組で、NTF推進派の人が、ヴィトンでも本物と偽物ぱっとわからないけど本物に価値があるでしょ?って説明していた。あまりに雑な説明で辟易した。

 

〇ブランドとは何か

 このブランドとは何か、NTFではブランドを一面でしか説明していないし、NTF自体はその一面性しか持っていない。それは需要と供給のバランスで過剰に需要が高い状態だ。希少性といってもいいかもしれない。だから、ヴィトンが材料費と労賃その他諸費のみだったらそこまでの値段にはならない。この希少性を持たせるのがNTFだ。それは、室町時代の茶器と似たようなもの。

 ブランドにはもう一面性ある。それは、使用価値だ。ヴィトンのバッグには、高い値段を払っている分、優れたデザインであるという信頼がある。また、物のとして丈夫だったり、不良品には修繕または交換するような信頼もあるだろう。

 そういった、希少性だけでない、使用用途としての価値がある。その信頼がブランドの価値を高めている。つまりNTFとブランドの違いから、NTFを説明すると。

 

〇ただの投機

 さきほどの茶器の話だ。茶器は、城と同列に扱われるほど高価だった。そんな使用価値あるわけない。これは明らかに希少性が生んだものだ。ただ、みんなが高いものだと信じたから高くなっている。NTFは人為的にそれを作るものだ。こんな投機のネタをまた増やすだけのもの素晴らしもののように語るのは、どうかと思う。