独白にしかならない頭の中の声を

記録として残したくて始めようと思う

 

これはとても独りよがりで自分勝手な声だ

誰かに向けるものでも、誰かを救うためのものでもない

ただ私一人の独白の声だ

 

40年生きてきて、何もできず誰の役にも立てない価値のない人間ではあるけれど

いつか死ぬ前に少しだけ自分を振り返る足がかりになればよいと思う

 

死ぬ前にはきっとこんな言葉を残しておくことが恥ずかしくなり

消そうとするだろうと思う

だけど、ただ一人残してゆく娘のために

もしかしたら残そうと思うかもしれないなと一抹思う

 

どちらにせよ、時に大きなことを書いたりする割に

誰に向けるものでもない、あくまで個人的な徒然の日記であり

尊大に見えてあまりに矮小なものになるだろうと思う

 

私は私であるけれど、特定されない以上

ここに書くことはすべてがただの夢想でしかない

 

そんな気楽さで日々の心を綴る

ただ今は、私の一番そばにいる孤独な私のために

 

 

 

ちなみに、ブログをしようと思い立ってとりあえず30秒で何でもいいからと名前をつけた。

 

【せいはく】は少しかたい音だけれど、

【生は苦】、生きることの苦しみを綴りたいのだからこれでいいかと思った

 

字は【省白】で

省(かえりみて)白(あかす)という意味もあるし

【静白】と書いて静かに独白する意味合いも持たせた

 

最初からこの気取った気難しい感じが私らしいなと思う

自分自身に全くしっくり来ていないこの感じも

根の張っていないふわふわした生き方をしてるこの足元の覚束なさに似て

この違和感こそ「人生こんなもんだろう」という気持ちでいる

 

まぁ、やってみよう

いつかこの生が終わる日を考えつつ。