普段なかなか全ての保護者の方とお話する時間がないので、子ども達や空手の指導に対する想いを不定期で発信できればと思います!

『空手道とは』

空手を習い事として始めるきっかけの多くは、

・精神的に強くなってもらいたい
・礼儀作法を学んでもらいたい
・身体を強くしたい

というお声が一番多いかと思います。

子ども達も最初は突いたり、蹴ったり、正座をしたり等、普段の日常生活ではできないことが「できる」のでとても楽しいと感じると思います。

しかし続けているとだんだんと飽きてきてしまいます。

「空手」だけだと技術の習得だけになってしまい、「できた」か「できない」のどちらかになってしまい、そうなるのは当たり前です。

ですが子ども達が習っているのは空手「道」です。

武道の定義は、
「武士道の伝統に由来する日本で体系化された武技の修錬による心技一如の運動文化で、心技体を一体として鍛え、人格を磨き、道徳心を高め、礼節を尊重する態度を養う、人間形成の道であり、柔道、剣道、弓道、相撲、空手道、合気道、少林寺拳法、なぎなた、銃剣道の総称を言う。」(日本武道協議会制定)
とあります。

空手の技術の習得は手段にすぎません。
黒帯をとる過程で、精神力や人間力を高めていってほしいというのが私達指導者の願いです。

しんどくなったり、どうしてもやる気が起きないなんて時もありますが、

できた・できない

上手・下手

に捉われずに、自分自身の内面を鍛えていきましょう!