6月3日……


 この日は、【大アマゾン展】を見てきた後、今度は地球館にある化石を見てきました。

今回は、前回に行ってきた時に見た化石の説明等をじっくり見る傍ら、今回は、同じフロアに展示されている、魚類以外の水中動物の化石を見てきました。

 まず見たのが、ジュラ期に生きていた、イルカそっくりな見た目の爬虫類の魚竜【レプトネクテス・テヌイロストリス】の化石です。

この種類の生物の化石は、いのち博や大阪市立自然史博物館にもあるのだが、いずれも、骨の形だけの化石しか展示されていなかった。

そんな中、科博だと、全身骨格の化石で展示されていた。

 そして、上記の魚竜が絶滅した後の白亜紀の時代にも、海の中には恐竜ではない水中を生きる爬虫類がたくさんいた。


そんな主な水中を生きる爬虫類は、首長竜【シリルア・ロンギコリス】・カメ類【アーケロン・イスチイロス】・トカゲ類【ティロサウルス・プロリゲル】等の化石が展示されていました。


 そして、白亜紀が終わり、新世代に入ると、今度は爬虫類に変わり、いくつかの哺乳類が水中に住むようになった。


そこに住む哺乳類は、主にクジラ偶蹄類と呼ばれる種類であり、【バシロサウルス・ケトイデス】・【ドルトン・アトロクス】・【アンビュロケトゥス・ナタンス】等の化石が展示されていました。


その他にも、鯨偶蹄類以外にも、束柱類【パレオパラドキシア・レぺニンギ】・海牛類【ステラーダイカイギュウ】の化石も展示されていました。


 また、そんな水中に住む海牛類・鯨偶蹄類の祖先が、まだ陸に住んでいた頃の姿の化石である、海牛類【ぺゾシレン・ポーテリ】・鯨偶蹄類【パキケトゥス・アトッキ】・鯨偶蹄類【カッチケトゥス・ミニムス】の化石も展示されていた。


 あと、昨年の秋頃から、科博の一部が修正されているが、夏頃には終わるそうな。

動物の剥製がたくさんあるフロアの隣に、恐竜の全身骨格の化石が置かれていたのが、チラッと見えた。

修正が終わったら、見に行こうかな?