5月14日……



この日は、大阪市立自然史博物館で3月21日~5月31日までの間、開催されている特別展【スペイン奇跡の恐竜たち】を見に行って来ました。


2012年から、大阪市立自然史博物館の恐竜展には毎年行き、今年で4回目。


今年は、午前中に行ってきました。


理由としては、常設展も見ておくためです。


 では、早速見ていきたいと思います。



 まず初めのフロアは、今回の展示のメインとなる、スペインの【カスティーリャ=ラ・マンチャ州】にある【ラス・オヤス】に生息をしていた動物、植物、昆虫の説明から始まった。


こちらは、主に白亜紀前期の化石が見つかる発掘地である。


 そのフロアが終わると、その次のフロアでは、今回の展示の目玉とも言えるコブつき恐竜【コンカベナトール】の全身骨格と、生体復元模型が展示されていた。


まは、このフロアには

【コンカベナトール】

とほぼ同時代に生きていた日本の恐竜

【フクイラプトル】

の全身骨格も展示されていた。


その他にも

【コンカベナトール】

の実物化石も展示されていた。


 その次のフロアでは、ダチョウ型恐竜の【ペレカニミムス】に関する研究の展示であった。


こちらでは、従来の羽毛無しで考えられてきた

【ペレカニミムス】

の生体復元模型と、最近の研究で羽毛があると分かってからの

【ペレカニミムス】

の生体模型模型が展示されていた。


その他にも、羽毛を生やした恐竜が翼を持ち、鳥類へと進化していく過程の段階の恐竜の化石と生体模型等も展示されていた。


 その次のフロアは、同じ【カスティーリャ=ラ・マンチャ州】にある【ロ・ウエコ】に生息をしていたワニ類・カメ類を始めとする爬虫類の説明から始まった。


こちらは、主に白亜紀後期の化石が見つかる発掘地である。


 このフロアでは、この時代のこの場所で生きていた草食恐竜

【ラブドドン】

の全身骨格と、同じく同時代の同じ場所で生きていた肉食恐竜

【ドロマエオサウルス】

の生体復元模型と全身骨格が展示されていた。


 そして、その隣には、【ロ・ウエコ】に生息をしていたティタノサウルス類とほぼ同種の

【マラウイサウルス】

の全身骨格が展示されていた。


また、【ロ・ウエコ】で発掘されたと思われるティタノサウルス類の化石は、ガラス越しで、バラバラで展示をされていた。


その先には、恐竜を始めとする皮骨を持つ生き物の説明が行われていた。


今回、【ロ・ウエコ】で発掘をされたティタノサウルス類もまた、背中に皮骨を持っていた為である。


この皮骨を持つ恐竜として、白亜紀にいた恐竜

【ガストニア】

の全身骨格が展示されていた。


 展示は、以上で終わり!!



 展示を見終えた後は、土産として、今回の展示のパンフレットを購入しました。


 そして、その後は、時間がまだまだ余っている為、大阪市立自然史博物館の常設展に行く事にしました。