警察学校も学校なのて卒業イベントあります。
卒業試験を行い各生徒の個人通知書を作成し〇〇人中〇〇位と成績を出すのです。

通知書は卒業試験が終わった日から数日で作成され人事部へ提出卒業配置へと移っていきます。
前にも述べた通り成績トップとケツがセンター警察署、中央警察署へ配置され、あとはシャッフルになります。
札幌市内の警察署
中央、北、東、白石、豊平、南、西、厚別、手稲は市内署、近郊が千歳、江別、小樽などは人気です。
配置前にも一応希望を聞かれます、
みな上記の記載を書きますが、たまに地元でやりたいとか忙しくない田舎警察署がよいとかの希望が出ますので希望は通り晴れて地元や田舎に配置されます。

地元が札幌だと配置はシャッフル、田舎が通りやすいですね。

田舎警察署は、卒業配置や昇任配置なら通常異動
未昇任異動ならクビにならないまでも不祥事絡みの異動となります。

田舎警察署は割りとゴミが多いですね。
1割通常異動者、9割ゴミ捨て場行き

だから田舎警察署は動きや事件の解決速度がおそいのです。
優秀な人はだいたい札幌や本部にいますよ。

あと田舎は大事件はほとんどないので時間は出来ます。

警察官としての成長は望めませんが、自分の趣味などに時間をさくことに最適です。

私は成績中間でした。
札幌市内警察署の抽選にもれ地方都市のでかい警察署へ配置となりました。

卒業式とはご両親が閲覧できる日でもあります。
高校とかの卒業式と一緒で講堂前列に卒業生、後列にご両親が座り
それを取り囲むように教官方が座り
演台には学校長や本部の偉い人が座り警務部長あたりが本部長の言葉と称した使い古された卒業の言葉をなんにも考えずにつらつらと読む、君が代を歌う

以上簡素なものですが、制服をきて物々しくやればそれなりに見えてご両親は息子は立派になってと泣くのです。

ご両親とのご歓談を終えたらすぐに学校を出ます。
市内署は制服を着用して警察の警備に使用する大バスに乗せられ各警察署へ連行され、卒業式当日に配置先へ行き、独身寮の鍵、配置交番の鍵、警察署ロッカーの鍵など渡されバタバタと独身寮へ案内されます。
我々はえ?え?と混乱のままその日を終わることになるのです。


札幌市内署以外は真駒内なら出る地下鉄にのり、札幌駅からそれぞれ地方都市に向かう電車に乗り込みます。
私と同じ警察署に配置は4人、これから頼れるのは己とこの仲間3人であると思うと急に心細くなったのを覚えています。
今までは仲間がいつも周囲にいました。

電車の切符はすでに時間と席の指定で教官殿からもらっていたので配置警察署にいけないことはないのです。

昔は卒業式の夜はまだ警察学校に入れたらしいのですがバカが張り切りすぎて、最後に思い出を残すぜと、


警察学校を抜け出しコンビニで酒を買いどんちゃん騒ぎをして教官に見つかり大問題になったからだとか

警察学校でやらかすともちろん警察学校所属の〇〇が不祥事となり人事部から学校関係者に対して指導が入るのです。
たから卒業式その日に配置先へ追い出して不祥事自体起こせないようにしようとこのすぐ出ていくパターンになったとか。
感傷にひたる暇もない。

警察学校では右も左も分からないガキが一応は警察とは?を勉強してきました。
そこにいた教官が馬鹿なだけで比較的真面目な場所でした。
しかし、馬鹿な教官と下半身でしかコミュを取れない女子生徒がいて不祥事へと発展しました。

警察が腐っている一部が見れましたね。

 

警察学校初任科編はここで終了

ありがとうございました。

 

 

 

次回から、警察署編をお送り致します。
ここから内容が過激に少しづつ腐っていきます。
乞うご期待