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平成24年6月3日に広島市立大学体育館にて行われました。

団体戦
 低学年の部
  一回戦  3-1  仁方剣友会
  二回戦  3-1  東広島剣道クラブ
  準決勝  4-0  広島明道舘
  決 勝  2-1  亀山剣道クラブ

 高学年の部
  Aチーム
  一回戦  5-0  尾道かもめ会B
  二回戦  4-1  仁方剣友会
  三回戦  2-0  心成館もみじ道場
  準決勝  1-4  東広島剣道クラブ

  Bチーム
  一回戦  0-3  高宮春風館A

 中学生の部
  Aチーム
  一回戦  4-1  東広島剣道クラブB
  二回戦  0-2  広島志尚会A

  Bチーム
  一回戦  0-5  広島志尚会B

個人戦
 小学生女子の部
  優 勝  菅本 藍
  第3位  西山 花納

以上の結果、低学年の部にて優勝と高学年の部にて第3位に、小学生女子個人戦で優勝と第3位に入賞することが出来ました。

団体戦については低学年だけ力を出し切って一生懸命頑張っていました。
それでも勝てるような相手ではないんですが、今日は巡り合わせというか、勝負運がこちらにあったようです。
それはたまたまではなくて、先日の惨敗からちょっとだけ厳しく稽古に取り組んだ成果だと思います。
まだまだ本当の力ではないので、鍛えて互角の試合が出来るところまで早く持っていきたいです。

それに引き換え高学年、中学生4チームの何とも覇気のない、つまらない団体戦をすることか。
身体だけ大きくなって、心はまだ幼稚です。
監督として横に座って、一つ一つに真剣に取り組ませないとならないのかと思うと残念です。
今大会は道連の全国大会の予選も兼ねており、結果次第では日本武道館に行く事すら出来ないチームがあるんです。
この日も試合が終わり、目標達成出来ず、会場の隅で溢れるものを抑えきれず、涙する選手とその親御さんを見かけると、自分のチームの選手の情けなさを痛感し、そしてその中で日本武道館に行くのなら、無様な試合は出来ないんだと強く思いました。

女子個人戦も全国大会の予選を兼ねておりました。
優勝者にしか全国大会の切符が頂けないので、これまた厳しい戦いでした。
藍がなんとか勝ち上がり良く優勝しました。
団体戦では不甲斐ない試合をしていましたが、個人戦では良く頑張っていました。
これなどは典型的な気持ちの持ち方がまずいんです。
団体戦なら他にも4人いるから、とか
個人戦は自分だけなんで、何とか一人でやらなければ、とか
こうした思いで試合しているんだと思います。
常に必要なのは、チームが、自分が、勝つにはどうしたらいいかなんです。
チームの勝利のためなら、引き分けでも、いいんです。
二本負けじゃなく、一本負けなら良い場面もあるんです。

藍はそんな中でも本当によく勝ったと思います。
今日頑張ったから勝てたんじゃなく、剣道を始めて今までの積み重ねの成果だと思います。
こうして全国大会に出場させてもらえるのなら、出場出来なかった選手に恥ずかしくない試合をしてきてほしいです。それには今以上に稽古あるのみです。

そして花納も良く頑張って、あと一歩のところまで勝ち上がって行きました。
そんなに強い子ではないですが、集中して辛抱して戦っていました。
結果あと一歩のところで敗退しましたが、この大会で三位なんて立派なもんです。
まさしく「稽古は嘘をつかない」努力したからこの結果があるんだと思います。
私は子供の頃、県大会で三位なんてなったことないですし、花納のお父さんもないはずです。
もう父親は追い越しましたが、この先また逆転されないよう、ずっと頑張って行けば、またこうしたチャンスが訪れると思います。