『大森杯』とは
大森玄白先生は、学連OBが学生を援助するのにOBが出身大学の枠を超えて
親睦を図り協力し合いたい。
その手段としてOBの大会を開催したいと、昭和52年当時希望されていました。
昭和61年広島県学生剣道連盟25周年記念にOB大会を試験的に開催されました。
この大会が、全国に先駆けた記念すべき第1回大会です。
こうして始まったのが大森杯であり、毎年秋に学生個人戦のあと行われております。
例年、何とか参加だけはさせてもらっておりましたが、好成績とまではいかずにおりました。
近年若い卒業生でメンバーが組めるようになり、この度優勝することが出来ました。
多分、初優勝ではなかったかと思います。
途中の対戦では、高校の先輩、道場の先生などとの対戦があり、応援する方としては楽しく拝見でき、
皆さん、熱い試合の中、楽しく出来たんじゃないかなと思っています。
中学、高校、大学と厳しい戦いを過ごしてきた方たちには、
やっと訪れた楽しくも和気あいあいとした試合でした。
これも厳しい中をくぐり抜けたからこその世界であり、
続けて来なければわからなかったものだと思います。
今後は剣道を続けてきたからこそ見える世界を楽しみつつ、
後に続く後輩たちにその良さを教え伝えてやってほしいですね。
また『大森杯』が来年以降も盛大に開催されるよう、この若いOB達に頑張ってもらいます。