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平成22年10月11日に奈良市中央体育館にて行われました。

個人戦小学生の部
  二回戦敗退 岡本梨奈

以上の結果でした。

昨年も代表に選ばれながら一回戦敗退と不本意な成績でした。
今年は一つ勝ったんだからまずは一歩前進したかなと、報告を聞いておりました。
後日、ビデオを見せて頂き、一回戦、二回戦と観戦し、一回戦は試合途中より自分のペースで攻めており、これぐらい押していればそろそろ一本決めるだろうと思って見ていました。
逆に二回戦は序盤より相手に押され、なすすべなく敗退してしまいました。
相手の方が気迫からして、すべて一枚上だったように思います。
そのお相手の嶋田さんが優勝され日本一に輝き、そして準優勝にいつもお世話になっている尽誠館の福間さんがなられ、さすがだなと感心いたしました。
やはり、勝ち上がって行くには実力以上に気迫を兼ね備えておかなければ、登って行けないように思います。
いかにしてその気迫、気持ちの強さを身につけて行くか、考えさせられます。

梨奈は六年生になって、チームとしての勝負に拘っているため、またそのプレッシャーもあり、四戒が生じて自分の良い所が出せず、壁に当たっていましたが、何とかもう少しで壁を乗り越えられそうに思います。

私は剣道にスランプなどは無いと思っています。

ましてや成長途中にある小中学生は、心も体も日々成長していますので、どちらも昨日とは違っています。
成長すればするほどレベルの高い所が見えて来て、みんなそこに行こうとします。
でもそこに行くにはまだ力不足の時、もがき苦しんで力をつけてからでないと行けません。
今はやっとそんな所だと思います。

この大会で同学年の日本一になった子と剣を交えた事をよく覚えておいて、また力をつけてから同じ土俵で勝負してほしいですね。