今年の夏は暑かったですね。 まだまだ暑い日が続いていますけど。



今年生まれて初めて本気で日本一というものを目指してみました。

どんな分野でも経験がないのに、少年剣道の日本一に挑みました。



日本一になるには『日本一になるという決意・信念』があって『日本一の稽古・努力』を積んで

初めてそのレースのスタート地点に立てると思っていました。

これまであきらめかけた事や上手くいかなかったりして悩んだ事もありましたが、

子供達の一生懸命に私の言う事を聞き、信じて、辛い事も、厳しい事も乗り越えていく姿が、

何度も私を奮い立たせてくれました。



そしてそのスタート地点には何とか立ったと思います。

日本一への道もおぼろげながら見えたんですが

しかし、そこから先は全然ひよっこでした。



最後の三試合、リードされ、もう駄目かと何度も思いましたが、

そこから必死で繋いで勝利を掴み取ってくれました。

何が足らなかったのかと言えば、それはすべてでしょうけど、私以外の先生ならひょっとすると・・・

と、今でも思っています。

みんな全力ですべてを出し切ったと思っていますので、悔しいですが、悔いはありません。

私一人は女々しいかもしれませんが、広島に帰ってからも当分悔しかったですね。

ちょうど良い時期に土用稽古があったんで、その悔しさも汗や涙で一緒に流してしまいました。



これからまた、稽古し勉強して日本一になるには何が必要か、考えて行こうと思います。

この子達が今年日本一を目指し、素晴らしい仲間と一緒に努力してきた事は

これからの人生の大きな糧になったと思います。

まだまだこれから先、色々な事で何度も勝負しなきゃならん時が来るはずです。

その時はまた今年の夏のように努力し挑戦してほしいです。



そして我が道場が進んで行こうとしている道は全く間違っていなかったです。

立派な六人で最高のチームでした。

これだけの挑戦と経験をさせてくれた子供達に感謝しています。

ありがとうございました。

また次の目標に向かってよろしく頼むわ。