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平成22年5月1日から5月3日までの3日間、出雲市北陽剣道スポーツ少年団さんと合同合宿をさせていただきました。

今年の夏島根県出雲市で全中が控えており、予選に向けて最後の追い込みに入っているこの忙しい時に、
快く迎え入れていただき大変ありがとうございました。

1日目
8:00 広島出発
12:30 現地(北陽小学校)着
13:00 稽古開始 追い込み・懸り稽古
17:00 稽古終了
17:30 6年生以上稽古 近隣より参加いただき地稽古 
5年生以下宿舎に帰って入浴・その後食事
19:00 稽古終了
19:30 入浴・食事
22:00 就寝

2日目
5:30 起床
6:00 満願寺へ出発
6:30 座禅 住職の講和を聞いたのち、30分ほど座禅させて頂き、警策による励ましをいただく
8:00 朝食
9:00 稽古開始 打ち込み・懸り稽古
12:00 稽古終了・昼食 名前入りの弁当としじみ汁に感動する
13:00 稽古開始 追い込み・懸り稽古
17:00 稽古終了
17:40 入浴
19:00 懇親会
23:00 就寝

3日目
6:30 起床
8:00 稽古開始
9:00 錬成会
12:00 錬成会修了
12:30 昼食
13:30 出雲出発
18:00 広島着解散

ざっとこのような内容で三日間稽古させていただきました。

ここ数年、この子達と一緒に過ごしていて一番感じるのは、自分の意志をもって行動することの少なさです。
大部分のところを人に指示されたり、人を見て行動したり、人にしてもらったりと自分から率先して行動する事がとても少ない子が多いです。
ゆえに稽古でも試合でも言われたことしか出来ず、相手と対峙して自分ひとりの力で戦う事が出来ないように思えます。
まだ言われた事が出来ればまだいい方で、言われても出来ず、手を引いてしてもらわないと出来ない子もいます。
これはすべてとは言いませんが、親御さんにも原因があるんじゃないかなぁと思っています。
さっきまであれこれかまっていたと思ったら、いざ剣道になると誰も助けず、さぁ一人で頑張って来いと突き放す。
これじゃぁ、子供はたまったもんじゃないですね。

今回の合宿ではそういった部分を良く見てやり、一人一人が自分で責任を持って行動できればと思ったのと、中学生・高学年が下の子の面倒を見て、また先を読んで行動してほしいなと思っていました。

で、実際行ってみると結構みんな自分の事は出来るんですね。(全員じゃないですが・・・)
低学年は充分合格でしたが、高学年・中学生はもうひとつでした。
まぁ、これは今まで経験がなかったのとこれからの課題と言う事で良い勉強になったと思います。

上の者が下の者に出来るように指導・指示してあげ、出来なければ手伝ってあげる。
また次にどういう行動をし、どうすれば最善なのか、一つも二つも先を読んで行動する。
子供達に竹刀を振って稽古しろ! じゃなくてこういった子に成長して行くように指導すれは、日頃努力している以上に剣道も勉強も上達していくような気がしました。
そして人間的にも大きく成長するはずだと思います。

今回は北陽剣道スポーツ少年団の山本先生、佐野先生、剣士諸君、そして近隣の道場の諸先生、剣士諸君に良い稽古をつけて頂き、誠にありがとうございました。
そして何から何までお世話して頂いた、野村さん、田中さん、保護者の皆様、大変ありがとうございました。
出雲の地で合宿をさせていただき、本当によかったと思います。
このご恩はいつの日か必ず恩返しさせて頂きます。

今年の八月は今回一緒に稽古させて頂いたみんなの、全中での活躍を応援しに行きますので、最後の頑張りを出してみんなの朗報をお待ちしております。

出雲の皆様に感謝し、剣道を頑張っていきます。  本当にありがとうございました。