平成21年6月21日に府中市立上下中学校にて行われました。

団体戦 小学生の部
 Aチーム
  一回戦  2-0  新市剣道教室
  二回戦  4-1  修身館
  三回戦  1-2  広島己斐鯉城館

 Bチーム
  一回戦  4-0  久佐スポーツ少年団
  二回戦  2-1  湯田剣道教室A
  三回戦  1-2  広島志尚会A

以上の結果、両チームとも三回戦にて敗退しました。

上下町までの道中、昨年今大会に初めて出場させて頂き、集中力も覇気も無い試合をし、
最後にはスコアを間違え、勝負が続いているのに負けを認めてしまった試合を思い出していました。
その時には、朝早くから遠方まで親御さんに連れて来て頂き、全く得るものも、活躍も無く終わってしまった一日を、時には失敗する事もあると思い、これも勉強と納得していました。

それがまた今年もやってしまいました。

Bチームは朝から動きも気持ちも乗っていない試合でしたが、三試合目はまずまず集中した試合が出来ました。
ところが、一本リードして迎えた大将戦で引いた所を打たれて敗退しました。
剣道では基本的に前に出るものだと思いますが、引いてもかまわないと思います。
しかし、気持ちまで引いて逃げてしまえば、いつか打たれるでしょう。
今日の大将戦では攻めて攻めて、出てきた所を応じるなり捌くなりしなければならなかったと思います。

Aチームも同様に一試合目から動きが悪く、途中で気合いを入れていましたが、どうも反応が鈍く跳ね返ってくるものが無かったです。
案の定、三試合目で前二人でリードしたものの、あとの三人でひっくり返されました。
試合前、前二人はなんとか辛抱して、リードを許さず、あとの三人でリードし勝利しようと話していました。 前の二人は良く頑張ってリードして帰ってきたのに、そこからの三人は只試合をしただけでした。

Aチームは一ヶ月後東京に行きます。
格好いい目標を立てて、それに向けて選手、指導者、父兄が協力して頑張っていたところ、このような試合をしてしまい、無性に腹が立ちました。
何故先週のように気持ちが向かって行くような試合が出来ないのか?
怒られなければわからないのか? それとも本気になっていないのか?
ごちゃごちゃ言っても始まらないと思い、本気で手をあげました。
東京に行くと決まった時に、決意と目標を書かせました。
それに向かって努力すると言いました。
でも今日の姿からは全く見られませんでした。
自分で決めて、みんなから叱咤激励の言葉を投げかけられても、心に響いていないようなので
直接響くようにビンタしてあげました。

最近いつも思うのですが、少年剣道の指導者はみんな同じように剣道を教えて、子供達のためにと一生懸命指導されています。
あとはいかに子供達をその気にさせて、剣道に気持ちを乗せていくか、これが一番難しく、重要なんだと思っています。
それがまだまだ上手く出来ていない私も、誰かにビンタして頂きたいです。