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そらもとです。

中学校2年生の時に、親から買ってもらった1分2厘の手差し防具。
当時は、私にとっては贅沢で、長く大事に使えよ、と言われ
高校、大学、社会人と12年使いました。
買ってからは20年以上の代物です。

よく修理もしたなぁ。
小手の手の内なんて何度張り替えたか。
ほんとからだの一部のようです。

24歳の頃、剣道をする機会がめっきり減って、年に1、2度の使用。
正月の初稽古か、お盆のOB会ぐらいで、あとは、ずっとしまいこんでいました。

いよいよ面金も割れ、小手の手の内もぼろぼろでしたが、
処分するには忍びなく、大事にとっておこうかとも思いましたが、
こうして西風道場で剣道を本格再開するにあたって、
面と小手は違うのを揃えましたので、こうして写真に記録して、
サヨナラすることにしました。

メジャーリーガーのイチローも言っています。
「グローブやバットは大事に扱え」と。

剣道の道具もお金を出せば新しいものを買えますが、
だからと言って、ぞんざいに扱うものではありません。

職人さんが丹精込めて作った道具を大事に扱う。
メンテナンスや修理をして、長く使う。
道具をいたわる。愛情を注ぐ。
それが上達につながる。

そして、他のモノ、学用品やおもちゃ、なんでも大事に扱うことにつながると考えます。

胴と垂はまだまだ現役です。
新しい防具も欲しいけど、愛着のあるこいつらともう少し付き合ってみます。

サヨナラ、面と小手。
いままでありがとう。
また剣道を始めてよかったよ。