空手道とはもともと
自らの肉体を武器に変えて身を守る
護身の術でしたが
近代空手の隆盛の基礎は競技化に置かれています😄
スポーツ競技としてルールが整備され
そのルールに最も適した戦い方で勝敗を競う💫
私が熱狂した漫画《空手バカ一代》も
連載の後半は、毎年開催される
オープントーナメント全日本空手道選手権大会を舞台に物語が展開し
いつしか
空手を始める動機イコール
オープントーナメントに出場するような選手になる事
そんな時代を生きて来ました😄
競技選手としての私は
1981年
20歳の時に
関西学生空手道選手権大会
西日本空手道選手権大会で選手デビューを果たして以来
2005年のK-1GP開幕戦特別試合まで
随分とたくさん戦いを経験して来ましたが
その殆どは
自分に納得のいかない試合ばかりでした(苦笑)
自分の考えたプラン通りに試合が運ばれている時は力を発揮するのですが
少しでも想定外の状況になると
いつしか負けの言い訳を探して
自分から勝負を投げてしまう癖がありました。
そういう事を繰り返していると
無意識のうちに負け癖がついていくのです😅
生来、勝負事には向いていない性格だったのかも知れません。
倒れた相手にとどめを刺すメンタリティがあれば
チャンピオンになれたかも知れませんが
逆に
チャンピオンになれない悔しさがあったから
ここまでやって来れたのかも知れませんね😄
一度でもチャンピオンになっていたら
そこで挑戦を止めていたような気がします😅
四半世紀に渡る現役時代
自分で納得のいく試合が出来たのは
3試合くらいでしょうか(苦笑)
次回からは
この3試合について語ってみようと思います。
極真空手の初代世界チャンピオン