『永遠の愛』


そんなキレイごと、わたしの中には存在しない。

だいたいにして、『愛』ってなに?

わたしは『愛とは?』の定義など持っていないのだ。


人を好きになったこと、あったかなぁ。

興味は持つけど、好意にまでは至らない。

遊んでみたいとは思っても、結婚したいとは決して思わない。

なぜなんだろう・・・。


こんな疑問を抱くようになったのは、ここ何年かのことである。

30代前半まではそのことに全く気づかなかった。

気に入った男のケツを盲目に追っかけ、傷ついたり悩んだり・・・。


いつしかわたしも年を取り、少し引いて自分を見られるようになったのだろう。

今思い出しても恥ずかしいやら情けないやらな行動をずいぶん取ってきた。

若気の至りで済むか?済むわけないなと自問自答している。


『あの頃、わたしは若かった』

こんなタイトルでどうだろう ・ ・ ・ 。

わたし、40歳。


会社を経営している。


毎日の忙しさを『アルコール』と『秘密の遊び』で紛らわし、

なんとかモチベーションを保っている。


『秘密の遊び』

恐らくそれはこの先もやめることは出来ず、

継続することで心身のバランスがかろうじて保たれるのだろう。


わたしは何が不満で、何をしたいのか自分でもわからない時がある。

やるべきことに目をつぶり、目先の楽しみだけを貪欲に追っている。


そんなわたしに未来はあるのか。


『わたしらしさ』と『一般的な40歳』はいつの日か一致するのか。


そんな思いを抱きながら、夢かうつつかの物語が始まる ・ ・ ・ 。