慣れの問題

慣れの問題

千葉誠太郎オフィシャルブログ

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4月17日は母親の命日でした。

今年で早いもので10年目。


生きていれば59歳、還暦いっぽ手前といったところだったわけで、そんなシワシワになってくる母親も見てみたかったもんだなと、ぼやーと思い出したりして過ごしてみました。



自分だってだいぶ大人になったというか老けたというか、思い返せば10年はあっという間のようでもやっぱりそれなりに色々あって人間変わっていくようです。



母親が亡くなったのが舞台初日の直前で、何日か後にはコメディやらなきゃいけない、でもまず喪主やらなきゃならない、なんていうチャップリンの「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇だ」的な、ちょっと笑っちゃうようなめちゃくちゃな心理状態でした。



一人になって10年、生活には別に大人だから困らないし毎日それなりに楽しく過ごしてるけどやっぱり今でも寂しく感じます。

あの家族でやってるグループLINEとか羨ましいですよね、ホント。笑



でもあと7年もすると親父が亡くなった年の41歳で追いついちゃって、なんなら親父より年上になってっちゃうしそんなセンチメンタルな事も言ってられないという変な感覚。



今年はタイミングよく桜の時期に生まれ故郷の長瀞にも帰ることが出来て、久しぶりに地元の桜も見れました。



中身は何にも成長していない気もするんだけど一先ず二人の分もしっかり生きていかないとね。
生きていくって素敵で大変だ。頑張ろう。