DMOの職員数について、形成・確立計画に記載の職員数を集計しました。

 実はこの職員数については、どのような職員の数を記載するのかについて、厳密な規定はないようで、各DMOがそれぞれの判断で記載しているようです。このため、パート・アルバイト等の臨時職員や、自治体等からの出向者、理事等の経営者陣を含む場合と含まない場合があるようで、これらの内訳を丁寧に記載しているDMOもあれば、1つの数字のみで記載しているDMOもあるようです。

 ここではあくまでも、職員数として形成・確立計画に記載されている人数を集計しました。その結果を下図に示します。これによれば職員数で見ると、約44%のDMOが10人以下、また約41%のDMOが11~30人となっており、この両者で85%を占めています。

 

図2 登録DMOの職員数分布

(注)2020年6月時点の登録DMO162件のうち形成。確立計画が公開されている156件の資料を基に作成(以下同じ)。

 

 職員数の階層別のDMOの数を表1に示します。各DMOともに30人以下の階層に集中しており、ほぼ同様の傾向を示していることがわかります。

表1 登録DMOの職員数分布

(注)2020年6月時点の登録DMO162件のうち形成。確立計画が公開されている156件の資料を基に作成。

 

 DMOの職員数を集計すると、DMO全体で3,305人でした。これをDMO数で割ると、平均職員数は21.2人になります。

 DMOの種類別に見ると、広域連携DMOは平均職員数が45.8人とやや多くなっているように見えます。しかし実は、10の広域連携DMOの中で、(一財)沖縄観光コンベンションは突出して規模が大きく、ここだけで259人の職員を抱えています。仮に広域連携DMOについて、(一財)沖縄観光コンベンションのみを除外して集計すると、平均職員数は22.1人となり、全体の平均とほぼ同様の数値になります。

このことから、登録DMOの平均職員数は20名前後と言えると思います。 また、広域連携DMO(沖縄を除く),地域連携DMO,地域DMOで、人数は22.1, 21, 17.9と少しずつ小さくなっていることがわかります。

 

表2 登録DMOの平均職員数

(注)2020年6月時点の登録DMO162件のうち形成。確立計画が公開されている156件の資料を基に作成。