今回は以前取り上げたビデオを再び特集。

一杯のかけそば。栗良平の詐欺童話をおぼえているだろうか?1988年に出版され同年の大晦日にラジオで取り上げる。89年5月にはテレビやメディアなどで大々的に取り上げられるもタモリの矛盾点の指摘によりブームは沈静化。それと同時に作者の不祥事も発覚する。それから3年後の92年に文庫版の再販と映画化を電通パワーで行うも栗は再ブレイクすること無くあっさりと終了。詐欺行為をその後も繰り返し現在は消息不明だ。


しかしまぁ薄っぺらい話をよく99分もの映画にしたなぁ。そこに関心。ストーリーは全編ほぼ蕎麦屋。親子3人が大晦日に一杯のかけそばを食べに毎年来る。親子の成長を描いた中身のない泣けも笑いもできない薄い映画。


晩年のレオナルド熊の出番が意外に多くて嬉しい。


臭いんだよ!泉ピン子扮する親子。子供で涙を誘おうとする手口はほんと糞。


宴会のシーンでソーラン節を歌うレオナルド熊。何故か終始目を閉じっぱなし。


若き日の三村マサカズも一瞬だけ単独出演。何故か大竹は出ていない。完全に黒歴史となってしまった。いやーつまんない映画だった。こんなん見るだけ時間の無駄!