ただ見ていたい
昨日積もった雪に陽があたってキラキラするのを
ただ見ていたい
行き交う人達のどこかへ真っ直ぐ向かう姿を
ただ見ていたい
カップから立ちのぼる湯気がだんだん細くなるのを
ただ見ていたい
目の前に浮かんでは消える君を 君の瞳を

何もせずただ眺める時間は
僕を癒したり 落ち込ませたりする
また君があらわれては
ふと不安になるんだ
何か大切な事忘れていやしないかって

ただ見ていたい
僕のあげたマフラーが君の肩でゆれるのを
ただ見ていたい
その肩のむこうで鳥に餌やる老人を
ただ見ていたい
飛行機が色んな想いをどこかへ運んでゆくのを
ただ見ていたい
朝には消えるどこか遠くの世界の夢を


あなたの世界はどんな風なの
インド映画みたい それともモノクロ
私の世界はゆらゆら揺れる
あなたに見せてあげたいの

雨粒は水晶のように輝きゆっくり降りる
虹はいつだって私の前で始まる
それぞれ美しい声に恵まれた子供達の笑いが
大きな歌となって次の時代を動かす

あなたは今日も眉尻下げて仕方ないと言った
輝きを失ったグラスに注いだワインを飲むばかり

あれが出来ないとか 何も持ってないとか
つまらないと言ったあなたの絵 私は美しいと思った
あなたのその赤いシャツ 似合わないと言ったあの人
あなたの人生ではエキストラじゃないのdon't mind

こんなにも美しいこの世界を
その一部であるよろこびを
あなたにまだ知らぬ幸せを
みんな自由に歌え

あなたが魅力的だって
前から知ってたし
みんな恋に落ちるって
そうだろうなって思ってたし
どこか似てるのも
一緒にいると楽しいのも
あなたの視線も
わかってたけど
それでも
恋が始まるとは
思ってなかったから

なんで今なの
なぜ彼なの
私 今
恋する準備
できてないのに

次に会うときのこと
想像して
楽しいよ
でも
あなたも同じように
想像してるって
それが前提の想像だから
本当に会うのは
楽しみで
こわくて
何でもなかった時のことも
想像して
傷付かない練習してる

なんで今なの
なぜ彼なの
私 今
恋する準備
できてないよ

やること
ありすぎるけど
もし
もっと仲良くなったらね
やること
放り投げて
時間
捧げちゃうんだろうな
それは…困るんだよ
誘ってよ
誘わないでよ
好きになってよ
放っておいてよ
でも
苦しいのは
いやだよ
でも
大好きだよ
ねぇ?
どうしようかな