あたしは最近気づいた。


【1人】だと。


いつの間にかあたしの周りには誰もいなかった。

でも、違和感もなく日々をおくっている。


慣れていたから


あたしがいるのは現実から離れた場所。


そぅ【本】の中。

何も考えず、本のstoryを想像する。



休み時間もあたしは1人。


お弁当も1人。



あたしだけ1人。



でも、そんなの平気。



慣れっこだから。



もし、親友が居てくれたら…


そんな考えは沢山ありすぎてわかんない。


居てくれたら、きっと二人でご飯食べて

いっぱい話せただろう。

手を繋いでどこにでも行っただろう。

こんな寂しい毎日はなかっただろう。



誰が、そばにいても心の穴は埋まらない。


それは確かだ。



一人でいるのは簡単で

辛いのは親友が居ないこと。たったそれだけ。

あたしの理解者がいないこと。



嫌な事。辛い事。言えば楽。

でも、できないから苦しい。




周りで騒ぐ女子たち。あの中に入りたいなんて思わない。


でも、羨ましくなる。


自分にはそれだけ仲のいい人はいないのだから。



友達には「えっ?友達じゃないしー」とか言われるあたしだから。




あたしの隣は一人分空いている。

その先に誰かがいて

暇なときに話しかけてくるだけ。



それなら構わないで。




親友に似てる彼女。でも、親友より、よくしゃべる。

ぱっと見だけ似てる。


あとは似ていない。


彼女をみると少し安心する。

でも、ほかの子と騒いでいると

妙に悲しくなる。



でも、あたしが望むのは居場所。

小学生だった頃、楽しかったあの頃の

あたしの居場所。


親友がいた、あの頃。



夢を見続けられるなら、


夢の中で生きていきたい。