誠設計所長のつれづれなるままに ~長野の住宅設計知恵袋~ -7ページ目

誠設計所長のつれづれなるままに ~長野の住宅設計知恵袋~

北信濃で住まいや学校・公共施設などの設計を手がける設計事務所の所長です。
誠設計事務所のこと、今手掛けている物件や建築への想い、日々の関心ごとをつづっています。

~「災害は忘れないうちにやってくる」時代~


22日夜、テレビを見えていたらぐらぐらっと家が揺れ出し、
警告音と共に「大きな地震です」と緊急地震情報が出た。


すぐに燃焼中の薪ストーブの扉をしっかり閉めて
柱壁際に寄り、揺れの様子をみながら
どうしたものかとあれこれ考えているうち、
15秒ぐらいで揺れがおさまった。


再びテレビ画面を見ると、
「長野県北部 震度6弱、中野市5弱」とあり、
大きな余震があるので気をつけるように、と報道している。
懐中電灯を傍に置き、いつでも外に出られるよう
身支度を整えたまま、テレビで被害情報を見ながらの
不安な夜となりました。


翌朝、私たちがお手伝いした震源地近くのオーナーさまに
電話で様子をお聞きしたところ、
「大きな揺れに驚いたが、本棚の本が数冊落ちた程度で被害はない」とのこと。
少し気が休まりました。


私たちのお手伝いする家は、
2011年3月の長野県北部地震の災害以降、
耐震等級を1から2にあげることとしている。
(=建築基準法で定める耐震性能の1.25倍の強度)
さらに全棟“構造計算”を行って施工しているのだから大丈夫とは思いつつも、
いざ大きな地震に遭遇するとさらなる安心を求め、
耐震等級3(建築基準法で定めるレベルの1.5倍の強度)を
標準にしたいと考えてしまう。




構造強度には、予算とプランニングもおおきく影響するので
案件によってはオーナーさまの理解が得にくいのも実情。
今後は、すまい教室や建築中の吉田研究棟(耐震等級3)の案内を通じて
安全を優先する考えを広めてゆきたいと思っている。何より、
オーナーさまの安心安全と私たちのプロとしての責任を果たすために必要と考えている。

「災害は忘れないうちにやってくる」を肝に銘じた日でした。



【おしらせ】
狭小・変形傾斜・景勝地での建築をお考えの方のための
土地の特性を活かす設計相談会 (ご予約受付中)
 と き: 11月28日(金)・29日(土)・30日(日)
      10時~16時

 ところ: 誠設計事務所

       *前日正午までにご予約ください


すまい教室(ご予約受付中)
家づくりをお考えの方のための学びの場。
今回は、大地震から家族の安全を守るための住まいについて
わかりやすくご紹介します。ぜひおでかけください。
 と き: 12月7日(日)13:30~16:00
 テーマ: 住まいの性能を学ぶ