誠設計所長のつれづれなるままに ~長野の住宅設計知恵袋~ -12ページ目

誠設計所長のつれづれなるままに ~長野の住宅設計知恵袋~

北信濃で住まいや学校・公共施設などの設計を手がける設計事務所の所長です。
誠設計事務所のこと、今手掛けている物件や建築への想い、日々の関心ごとをつづっています。

祖父母・親夫婦・子夫婦 3世代家族の家づくり 始まる


小高い山の中腹の集落に暮らすご家族。

築100年の住み慣れた家を取り壊し、長い間の懸案であった、冬暖かく、

耐震性・バリアフリー・安心安全のある住み心地の良い家を建築することになり、

建築計画がスタートしました。


敷地は、高低差3m超の傾斜がある広い土地。山間地であるゆえに地下水や雨水処理についても配慮が必要。

3家族が同じ屋根の下に暮らしたいが、可能か。

分棟とした場合には、どんな生活スタイルになるのか。


それぞれに思い入れがあるなか、これらの課題を

どう組み立てて方向性を見いだすかが一番の要。

そこで、ご家族全員がそろう時間をつくっていただいて

話し合う場を設けました。


議論百出の末決まったことは、

「工事中、近隣に迷惑をかけないこと、完成後の景観に十分配慮する。

配置は分棟とし、母屋と離れの別棟住まいとする」ということでした。


独立性を大事にしてプライバシーを確保しつつ、今後の年長者の介護も考慮し、3家族が

スープの冷めない距離に住み、力を合わせて支え合い、絆を深め安心して

過ごすことができるよう計画したい。


住まいは家族の幸せをも左右するほどの力がある
私は長年の経験から知っています。


困難・難問もでてくるでしょう。長い道のりになるが、いつものとおり

オーナーさまとスタッフが協力し、ひとつひとつ解決をはかって着実に進めることで

「シンプルで品のある住まい」に辿り着くはず。

来年秋の完成を目指し、スタートを切ったところです。



【おしらせ】

すまい教室

と き: 11月9日(日)13:30~16:00

ところ: 誠設計事務所

テーマ: 家づくりの”お金”を学ぶ