夏本番に向けて、気温と湿度が上がっていっている。
もちろん、それはネバーランド大陸においても変わりはなく、セティナスと雫の住まいがある
メイマイのマイラスティでもおなじことだ。
「あついですねぇ~奥さま」
「そうね……」
店を開けていても、外に出れば熱気が押し寄せてくる。
むわっとするこの暑さはなんともしがたい。
昔、ここに住む前に大農場を営んでいたときは、それこそ、毎日水遣りなどで忙しかったものだが、
今年からは、お店を開いているためそんな苦労をしなくていい。
その点では感謝するべきだろうか。
とはいえ、暑いことには変わりない。
暑さが嫌で、洗濯物は夜のうちに済ませてしまい、早朝の陽が完全に昇らないうちに
干してしまうようにしているものの、取り込むときにはどうしても外にでないといけないし、
店の裏で少しだけ作っている家庭菜園への水遣りや、買物
それから、ショップの仕入れなんかでも昼間に出かけなくてはいけない。
その外にでる作業が億劫で仕方がない。
部屋の中にいるだけならば快適なのだが……。
それでも、今日は風があるだけましだった。
こういう日には簡単に掃除をしてしまうに限る。
「雫ーっ! お掃除するわよ。今日は風があるし、お布団を外に干して、シーツは洗濯しましょう。
お店のほうは任せてもいいかしら?」
「いいですよ~」
シーツをひっぺした布団を外に干し、家中の窓を全開にする。
少しでも風が通れば室内も過ごしやすくなるし、なによりも湿気が少しはなくなる。
シーツを洗って外に干すと、早朝に干した洗濯物と一緒にパタパタ揺れる。
ついでに買物にも出ようと思って、財布を握り締めた。
「ちょっと買物にも行ってくるわ。何かほしいものはある?」
声を掛けて、欲しいものをメモし、買物袋の中に放り込んで、そのまま歩く。
旦那の金時がいたときから短くなった髪。けれど、そのときから長さの変わらないサイドに髪が
脇を通り抜ける風でサラリと揺れた。
いつも着ている肩のでている服はこの時期にはありがたい。
お店に行って欲しいものを買っていると、飲み物のコーナーにさしかかる。
ふとそこで足をとめて、見入ってしまった。
「そうだわ、幾つか買っていって作って冷しておくのもいいわね。
紅茶、緑茶、ウーロン茶にハーブティ……にアイスコーヒー、野菜ジュース。
種類も豊富にして、お客様にもお出しできるように。それじゃあそれにあわせた、お茶請けも作ろうかしら」
夏のちょっとした楽しみ。泳ぎにいったりもしたいけれど、まずはこれから。
何をつくろうかな、とりあえず、簡単な材料とカキ氷を作る機械は家にあったからシロップを買って
などと考え、買うものは増えていく。
幸いそのくらいの贅沢はできるくらいの余裕はあるから。
「さて、これでいいかしらね」
会計を済ませて、両腕にいっぱいの荷物を下げて帰路につく。
さすがに重さが半端ではない。
だけど、これにもなれたもの。
「ただいま。雫、おつかれさま」
店から入って居住スペースに行くことはめったにない。
けれど、今日はそこからはいった。
取り出したアイスクリームを雫に渡して、荷物を台所に置きに行く。
買ったものをちゃんと別けてしまってから、同じようにアイスをもって雫の元へいった。
「雫、今から飲み物をたっぷり作ろうと思うの。いろんな種類を作るわ。
それと一緒に何種類かお茶請け菓子を作るから、お客様にお出ししない?
やっぱり来てくれたのだもの」
「食べてもいいですか~?」
「もちろんよ。私だけじゃアイデアつきちゃうし、雫も食べたいお菓子あったら言って頂戴ね」
「もちろんですよ~!」
夏は暑いから、ちゃんと水分を補給する。
けれど、毎日同じじゃつまらないし、せっかくだからいろんなものを準備したい。
こうして、二人の家には飲料水用の冷却場所が一つ増えるのであった。
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SSいかがでしょうか?
飲み物は大事ですよ。特にこの時期は……
ですから、みなさんもちゃんと飲んでくださいね。
お酒じゃないですけれど。
あ、お酒は置いていないので、自分で持ってきてくださいね(笑
作った飲み物はジュースからお茶まで。
お茶もたくさん種類を作って冷してあります。
女性に優しい、ハイビスカスとローズヒップ、ローズにヒース、セージにラズベリーリーフをブレンドしたもの。蜂蜜入りとそうでないものがあります
また、ミントのハーブティも単発で作ってあるので、それと混ぜても美味しいですよw
身体が疲れてくるから、エキナセアとレモングラス、リンデンとネトルにタイムにスペアミントのブレンド。
チャイも作り、普通にミルクティも作って冷してあります。
オレンジジュースなんかもありますし、他にもたっぷり。
お茶は緑茶と、庭の裏で取れた茶を自分で茶葉にしたものもありますし、ウーロン茶や煎茶、玄米茶に、麦茶。たくさんありますので、これが飲みたいというときにはおっしゃってくださいね。
でないと普段は、女性には女性に優しいものをお出ししますし、男性には普通にお茶をお出ししますので(笑
そんな感じで今日も元気です。
■春日■
なんとなく書いてしまいました。
セティナスが雫とやっている表札をつかった交換日記。
そこからふと思い浮かんだもの。
春日がただいま文字を書きたい症候群に陥っているのです。
たぶん理由はストレス?
勉強をしているばかりなので、逃げ場がほしくなったのですね。きっと。
お仕事に必要な勉強なのですけど(しないと仕事できないし)
それでも解らないものはわからない。
というわけで、春日の本棚にはどんどんと増えていくのです、本が!
参考書が!とかいいながら、参考書といえるような立派な専門用語がずらずら並んでいるものを
理解するには頭が足りないので、とっても簡単なものばかりが揃っていくのです(爆
でも、やっぱり頭がまわらないからボケーッとしてしまいますしね(苦笑
とにかく、そんなこんなで文章が書きたくなってしまい、今即興で書いたと云うわけですね。
本当に即興、
何が即興って、上の文章です。セティナスのSS。
ちなみに、<b><u>[夜のお散歩]</b></u>と<b><u>[お庭で花火]</b></u>というネタもございます。
散歩は雫のオエビから。花火は夏の風物詩でしょう?
というわけで、春日が元気なときにその二つは書きましょうw
セイの方でも書けたらいいけど、なんだかセイのほうで今かく気力が起きないのです(爆