久しぶりに若干心が病んでいまして
部活を休んで友人とあてもなくドライブ
佐世保方面に進んで行くと
「黒髪少年自然の家」という文字を発見⇒おもろそう⇒行ってみよう
まず最初に出できたのが展望台
登ってみると子連れのお母様がのんびりお絵かきをしてらっしゃる
天気がよかったのでゆっくりできるこの場所ということ
なんだか自然に触れた日曜日を過ごしている家庭にほっこり
ちょっくらあたりをウロウロ探検して車で先へ
ちなみに景色はなかなか良かった
進んでみると登山コースがあって、行き止まり
好奇心のままに登山開始
スタート地点に杖がわりにする木の棒が用意されていたので入手
木の棒のありがたみを感じながらも、想像以上に急な段差に足が悲鳴をあげる
しばらく進むと分岐点が
左・雄岩まで100m 右・頂上まで1000m
くらいだったのでとりあえず左に行ってみる
目的地らしい雄岩に到着 第一声 「すげーーーーー!!!」
断崖絶壁? 小さな岩が何千何万と積み重なっているビッグな岩を登ると
仕切りもなにもなく広がるのは黒髪山の大自然
標高なんて知らないが、落ちたら死ぬのは間違いない
思わず持参したおにぎりを取り出したくなる 持ってきていないが
なんだかいい場所発見ということで 満喫して後にする
せっかくだから頂上行くか ということで上へ上へ
明らかに、どんどん道が険しくなる というかもはや道なのかも分からない
階段なんてものはないし、地のぬかるみも悪い
それでもたまに登山者と挨拶を交わしながら上へ上へ
危険とは言っても、やはり登山コースなので
ロープや鎖なんかが設置してある場所もあり、気をつけていれば問題はない
はずだったのだが 途中で道を間違えて目の前に見えるのは岩
ただの岩ではない ロッククライミングしてください と言わんばかりの岩
案の定というか、友達が上り始める なかなかの斜面
足場と掴む石を探しながら登っていく 途中で気づく これやばい 死ぬ
戻りたい いや、降りるのは絶対無理 死ぬ
ところどころ足場などがいい配置にない箇所もあり
命の危険を本気で感じながらも、もはや進むしかないので登る
やっとの思いで草木が茂っている所まできたかと思うと
その先でまたロッククライミング 勘弁してくれ 早くコースに戻りたい
そしてまた草木ゾーンに到着 もうロッククライミングは終わりらしいが
不安は消えない それはそうだ 完全にコースから外れているから
なんの整備もされていないのだ 正直このまま進むといつか死ぬ
「なんとなくドライブついでに登山してます」
「そういう人が遭難するんだよねぇ」
雄岩で登山者と交わした会話が頭をよぎる 俺たちのことじゃん、と
そんなことを考えていると 奇声が聞こえてきた
なんて言っているのかは分からないが、どうやら人間の声みたいだ
友達はその声のするほうにコースがあるに違いないと考え、過酷な道を進みだした
結果的に、コースに戻れた 外人いた クソテンション高い 奇声あげてる
本人たちはただ楽しんでるだけだろうが あの奇声がなかったら
さらに迷い込んで いよいよ遭難していたかもしれない
よかった 外国人がテンション高くて 10人ほどいたので、おそらくキャンプだろう
安心感、達成感 色々な感情で僕らも奇声をあげる
あの山であんなにうるさかったのは、僕らと外国人だけだった
ほんと、あんな叫んだのいつぶりだろう 伝わるかは分からないけど
めちゃくちゃ楽しかった気持ちが、恐怖心を大きく上回っていた
その勢いのまま 頂上に到着 眺めもなかなか
下るときはもちろんロッククライミングはしないで正規のコースを通る
こちらも鎖やらロープやらが多く使用されていて
ミスしたら大怪我するアスレチックみたいでスリリングだった
そんなこんなで無事下山したわけだが 愛着が湧いたものがある
最初に入手した杖だ ロープや鎖のときも ロッククライミングのときも
たまには投げ飛ばしては後から拾い 手放さなかった
途中でトムクルーズと名付けられたその杖を持ち続けた
ぶっちゃけ これいらねぇ 邪魔 とだいぶ序盤で気づいてはいた
実際あの杖を持っているのは僕たちだけだった
よく分からない意地で最後まで使い続けたトムクルーズ
持って帰って部屋に飾りたいレベル
しかし借り物 返すのが筋 さよならトムクルーズ
次来ることがあったら 絶対に使わないよ
ついに黒髪山を旅立つ
こんながっつり登山なんてする予定じゃなかった
しかも命の危険を感じるなんて
でも最高に楽しかった ありがとう黒髪山 そしてトムクルーズ
帰りに佐世保バーガーを食べて 佐賀に帰還
佐賀ではバッティングセンターからの映画館
充実しすぎている というか詰め込みすぎたように見えるけど
なんのプランもなしに遊びほうけたらこうなった
鑑賞した映画はシンデレラ 男二人でシンデレラ
まわりはカップルか女性同士 もしくは一人
痛い すごく痛い でも大丈夫 山登って強くなったから
映画は面白かったよ ディズニーはなかなかハズレがないという個人的感想
映画の最後に語り手が
「幸せを掴むためには 優しさ、勇気、そしてちょっとの魔法」ってさ
いや、三番目の難易度半端ないって思ったけど そのうち起こるよね うんうん
ラストにラーメン食べて帰宅
シャワーを浴びる
登山で戦った傷が痛む
しかし、昨日まで傷んでいた心の傷は痛くない
痛いのは切り傷だけ