2006年9月18日、何の日でしょうか?
吉野家牛丼復活祭です!!
もう過ぎたけど、沖縄から帰ってきた日が18日で、帰り際にわざわざ携帯ネットで
吉野家を探してまで行ってしまいました。
品川で15時ごろだったけど、一人二人が外に並ぶような状態でした。
吉野家牛丼待望論。
3人で待つこと10分。席につくと、目の前にはいかにもこの日のために採用された
中国人の男の人。吉野家の回転の早さにテンパッて手も震えていました。。
ちなみに、店舗内に6,7人、外に列整理に2人も雇われていて、吉野家の気合のかけようが
いやがおうにも目に見えます。
当然注文は、「大盛りつゆだくたまご」。
今回は味噌汁もつけました。
待つこと1分、牛丼登場!
当然のように紅しょうがをいれ、
後は口にかきこむ、かきこむ、かきこむ。。。
早5分以内で終了。
さすが吉牛!!牛丼やりながら他のリスクヘッジを主力にした「ま○や」、や、牛丼自体から逃げた「な○う」とは違う!
絶妙な牛の油乗り具合!
つゆだくのしっとり感!!
何度食べてもおいしいといえる、つゆと肉とご飯のマッチング!!!
吉牛の復活を感じながら、吉野家を後にしました。
吉野家の牛丼のように、突き抜けた一つの商品を開発したところは、
他より飛びぬける。
それが昔より飛びぬけるのは、情報の伝播が非常に早くなっているから。
雑誌媒体も増え、ネットでさらに情報は早く、濃く伝達されるようになっている。
昔と比べると、商品完成度が90%と91%で売り上げで倍の差が出るような
収益逓増のイメージが特に強くなっている。
大阪と東京で同じ店があるのに、
東京の込み具合は1時間待ち、
大阪では1分、というようなことも結構ある。
それは、東京のほうが情報流通が早いのだろう。
伝達媒体が多く、情報に敏感な人が多い。
吉野家を食いながら、Winner Takes Allを感じた。
ついでに、少し異なる内容だけど、官僚の文章に対するこだわりも
ここで感じた。
官僚の書いた情報は、1億2千万人に対して公開される。
日本人の1%がある文章を誤解するとすると、
1万人なら100人だけど、
1億人なら1万人。
1年100人の問い合わせなら3日に一人の問い合わせで、一人でも対応できるけど、
1年1万人の問い合わせなら1日に30人の問い合わせ。
当然こんなに単純ではないけど、大人数相手になるほど、精巧な完成度を求められる。
(飛行機だってそうだ。金融機関のサーバーだって。携帯電話基地だって。原子力発電だって。)
何でこんなに思考とぶんやろうね。