非常に御無沙汰しておりました。
難解な許認可申請が、結構依頼がありまして、書類作りに翻弄されていました。
おそらく愛知県でもそんなに許可されていないものに挑戦することが多く、結構忙しい日々を過ごしていたせいで、ブログが疎かになってしまいます。
確かに許認可申請は行政書士の仕事の一つではあるのですが、一般の方にとって役所との交渉は簡単な事でなく、そのせいで本来のこれから行おうとする業務の方が疎かになり、時間の無駄だと思われるのなら、多少の費用を払っても行政書士に依頼する価値はあると思います。
ただ依頼が来た時に、どうして私なのだろうと不思議に思うことがあり、逆に自分で”○○許可 愛知県”で検索してみると、なるほど上位に検索で出る他の事務所については、どこも似たような内容になっています。
文章も似たようなものも多く、これでは御客様には伝わらないのかなと思う時があります。
言ったら素人の方が許可が欲しいので、HPを検索した結果、どこも似たような内容になっていると、検索するのに疲れてしまいます。
更に、恐らくは許可要件などが載っている、例えば愛知県の許可要件などを見ても、そのまま丸写しになっているHPも見かけることがあります。
そんなのは当然御客様も前もって見ているわけで、その詳しい内容を調べるために、行政書士のHPを探しているわけです。
裏を返せば、そのような内容だと、たぶん許可申請をしたことが無いのかなと思われるHPも何となくわかるので、私で解るのなら、御客様も感づくのではないかなと想像します。
例えば学校法人の許可を取りに行くとき、ただ学事振興課のHPで要件を調べても、その裏に例えば、その後の学校審議会でどこを押さえなければならないか、どこを注意して話をしなければならないかなどは、当然HPには出ていません。
ここを上手に進めないと、学校法人の許可は出ませんし、学校の内容によってはどこに挨拶に行かなければならないかわからないと思います。
特に新人の行政書士の方については、例えば簡単な部類に入る古物商許可や軽貨物届出、飲食店許可などについては一人でできるでしょうが、難関な部類の許可については、書士会で仲間を増やし、先輩に聞きながら進めていくのが良いのではないかと考えます。
私としては許認可だけでなく、今はやりつつある家族信託に力を入れていますので(ただ家族信託は他の行政書士と3人で受任しています)、孤独になりがちなこの仕事を、出来れば仲間を増やして励んでいくようにした方がいいのではないでしょうか。
瀬川行政書士事務所
https://www.segawa-gyoseioffice.info/