お金が入ったので、頑張って朝起きて心療内科へ。
ゆうちょで金を降ろす。
ひゃっはー。金だ金だーー。
タバコを買い震える手で一服すると、全身の毛が逆立つと同時にヤニクラ。
それと共に何故か下半身に疼きが。
今、マスターベーションをすると間違いなく発射する。
何故?ニコチン切れと何の関係が?
シャブやるとセックスやりたくなるのと一緒?
バスに乗るとアブがブンブン飛んでいる。
前に座っていた大学生ぽいカジュアル兄ちゃんがそれに気付き、嫌がる仕草を見せ、後ろに座る。
次のバス停で色の白い顔の小さいねーちゃんが前に乗る。アブがブンブン。ねーちゃん、少し驚くが、動かなくなったのでねーちゃんも動かなくなる。
目の前に髪を一くくりにした、白いうなじを見せたねーちゃん。
僕はそのねーちゃんのうなじに、性的興奮を覚え、そのうなじからバストにかけて良からぬ妄想をしてみるが、余りにも近すぎるせいが、妙な背徳心を覚え、それ以上、妄想をやめた。
僕は理性が勝るが故に、性的犯罪者にはならないと思った。安堵。
ねーちゃんが降りて、再び、先程のカジュアル兄ちゃんが前に座る。
何故?と思うと、兄ちゃん、果敢にも、そのアブをコンビニの袋で捕まえた。
兄ちゃんは後ろの席に座ったから被害は被らないにも関わらずだ。
兄ちゃんは他の乗客のことを思って、そんな行為をしたのだ。
別に俺以外誰も見てないと思うのに。
しかも、終点で降りると、兄ちゃん、外でコンビニ袋からアブを逃してるではないか。
一寸の虫にも五分の魂。
なんとも素晴らしい倫理観の持ち主。
僕は兄ちゃんの祝福を祈った。
京橋まで一時間半かけて心療内科にたどり着いたのに、なんと、今日は定休日。
心に暗雲立ち込める。
仕方がないので、薬局で鎮痛剤を買う。
なんだよ、ちきしょう。
ちゃんと確認しろよこんにゃろーよバーロー岬。
交通費がパーだ。俺の頭もパーだ。
一時に保健所に今日何時だったか確認しよう。
もう時間過ぎていても、ねーちゃんと面談出来ますように。