今回はうちのふみきくはお休みして。ふたりとも元気でそろそろその辺に落ちてます。
前回ちょっとふれた実家のちゃちゃさん。
がんばりましたが5/20虹の橋を渡りました。15年間よく頑張ってくれたと思います。
当日は姿を消したようですがおやじが何とか発見して、お別れをしたそうです。
翌日が大雨予報だったので早朝埋めたらしく、わたくしや兄夫婦、孫も会うことは叶いませんでした。
ちゃちゃが最後に水を飲んだ場所にあった石が墓石になりました。
…まてよ。名前は漢字表記だったんだ! 最後に初めて知ることとなりました。

おやじは朝からちゃちゃが使っていた場所、物をすっかり片づけてしまって思い出のものがほとんど無くなってました…
畑の中にあるこの場所にいつもちゃちゃがいました。

多分ソファかマット、何かがあったんでしょう。朽ちてしまってます。

思えばおやじが定年退職して、ひょこっと現れた猫がにゃんさん。
ちゃちゃをはじめとしたりき、ぎんのお母さんです。
まぶたの毛が長くていつも半目のような状態です…

いついたにゃんが三匹の子を産みました。

上からちゃちゃ、ぎん、りきですね。

ぎんはきれいな毛並みで可愛かったのですがトラばさみにかかり右前足を切断してしまいました。
それが関係したかは不明ですが3歳を迎えられず亡くなりました。
ぎんちゃんの上にはみかんの木が植えられ、毎年収穫ができます。

その後は三匹での生活が長く続きました。



りきは男の子で去勢もしていませんでしたから、数日いなくなるのはいつもの事でした。
1か月以上帰ってこないこともありました。そして、りきはいなくなりました。
4匹で最もその辺にいる毛並みだったのでその辺のキジ猫を探してはりきじゃないかと探し回ったのが懐かしいです。
左の牙がトラックから飛び降りてちょっとだけ欠けてました。
いちばん人懐っこく、優しい性格でした。



オス二匹がいなくなってからはメス二匹の生活が続きましたがにゃんもある日を境にいなくなりました。
おやじもあちこち遠くまで探したそうですが姿はありませんでした。
みんなの母であるにゃんがいなくなった、それが突然だったのでショックでしたね。


そして、今回ちゃちゃも。
これまでは誰かがまだ残っていたのに。ちゃちゃの後にはもう誰もいない。このさみしさはなかなか…
子猫の頃

実はどこか先祖にアメリカンショートヘアが混ざってます。ちゃちゃだけアメショー柄なのです。



亡くなる数日前。

さみしくなりました。 4匹とも楽しい時間をありがとうございます。



こういったことがあっている間にわたくしの勤め先では新たにやってきた猫がおりました。
ちゃちゃが頑張って生きていた頃になります。
ちゃちゃの痩せ老いたごつごつした背中とお腹を空かせたこの猫さんの背中の感触が似ているというのが漠然とありあました。
以下は勤め先のブログでコピペです。
もし、大分で言うさくらねこプロジェクトや、地域猫活動、TNR活動にご興味の方は少し参考になるかもしれません。
名前はエトウ(エイコ)さん(仮) 名前の由来はげんきファームの農業ハウス、通称A棟で発見したことからわたくしが勝手に名付けております。A棟(エートウ)→エトウです。
最近のエトウさん。顔、声、毛並み三拍子そろったブスとも言われますがなにもかもかわいいです
特徴としては鼻の頭が白いのと右側にそのまま白い線が伸びてます。 前手の指だけ毛が白色です。

これから、寒くなってくるだろう2024/11/18でした。
わたくしがハウスの奥でちょうどよさげなパイプを探している時の事でした。

何かが飛び降りる音がしました
ハウスはぼろっちいので、たまにアナグマとかイタチなんかが入ってきてゴソゴソしたりしてるのでは…と、とっさに探す動物好きのわたくし
そこにいたのが痩せた子猫でした。 子猫とはいえ、やや大きい子猫でした。
見ての通りやさぐれてます。 かなり警戒しているようでした。ブスだな。 これが、エトウさんの初登場です。

ハウスの周りは畑や田んぼばかりで猫がいそうにはない場所。
どこから来たのだろう。今色々考え直すと捨て猫だったのかもしれません。わかりませんが。
最初は、火を吹くし、爪は出すし、5回ほど噛まれました。わりとしっかり。

それでも、なんでかすぐ人慣れもしました。ただ、サラッと噛みますが…
怒って噛むことはありません。多分遊びの延長上かと…

その後は気が向いたらハウスにいたり、いないときは10日ほど姿を見せない日もありました。
年が明けてからはめっきり姿を見なくなり、市内よりも2~3度気温が下がるこの地域では生きていけなかったのだろうとおもって
ましたら…1月半ばからまた、姿を現しました。 しかし、以前よりも痩せておりました。
背骨がボコボコしてて、お腹もぺったんこでした
誰かが飲んだココアの缶を一生懸命舐めてる姿はきついものがありました(猫にココアは毒です)
多分、一番ガリガリな頃。

さすがに見かねてちょっとだけご飯は用意したりしておりました
ホントは良くないですよね…
1月後半からハウスで鬼灯の地下茎作業がはじまると、一躍みなさんのマスコットに

この頃からでしょうか? ハウスの暖かさと安全さもあり、ハウスに顔出す回数が増えました
しばらくすると、さて、今後どうしたものだろうという壁に直面
ただ、去年のめいちゃん、めいちゃんの後にいた捨てられた子猫のことなどいろいろ考えさせられる時間もあり…
去年のめいちゃん

里親探しはしていたのですが、前回のめいちゃんみたいな子猫ならまだしも、まあまあの大きさの猫…
エトウさんはメスなので今後の妊娠等も心配になってきました…
あるタイミングでわたくし、地域猫への相談を理事長にさせていただきました。なかなか法人で飼うというのはいろいろ難しい気がしますし。
なんと、ご理解いただきました。大変感謝しております。でもりじちょーはおうちのわんこに夢中のようです
ここから、エトウさんを地域猫にするための割と長めの活動がはじまりました
まずは、ネットで佐伯さくらねこプロジェクトについてしらべました。
おおいた さくら猫プロジェクト | 公益社団法人 大分県獣医師会
www.oita-vma.jp
必要なものは誓約書と登録申請書。市の環境対策課に相談したらいいです
問題は登録申請書でした。
地域猫登録をするにあたり、その猫の活動地域に居住する方が構成員であること。その地域の区長の理解が必要なこと。
という条件がありました。
大問題なのがその猫の活動地域に居住する構成員…
いや、そんな人おらんし…
いきなり壁にぶち当たり、以前の子猫の件で相談させていただいた愛護団体さんにちょっと相談。
その結果他の自治体ではそういった決まりはもうあまりないとのこと。 確かに市が推進しているのに地域が違うからできないってのもおかしな話
強気で市に相談してみる(会社の持ち物がその地区であればいいのでは?)と、聞いてみてくれるそう。どこに聞くんだ?と思いましたが、連絡を待ってみる。
しかし、連絡は一向に来ず、一週間後しびれを切らして連絡。そしたら、大丈夫ですよーって…早く教えてよ
とはいえ、市が推進しているためなんと避妊手術が無料。でも、一年待ちとのこと
…避妊手術が一年待ち? これは事業として破綻しているのでは… しかし、これをはなからあてにしていないわたくし。そもそも避妊目的なのでそこは迅速にする予定でしたので。
ただ、地域猫活動をしようと思えばこういったことにちゃんと補助が出ます。
誓約書

どうであれ一つクリア。
次にこの地区の区長さんがいったい誰なのか?
わかんないので公民館で聞いてみる
担当の方も猫好きで思わず会話に花が咲きました
区長さんは意外にも理事長とはちょっとしたお知り合いの模様。でも、初めて会うとちょっとこわそうな方との情報もあり…

ビビりながら区長さんの知り合いという職員さんに同行してもらう
なるほど。確かにチョットこわめ
第一声は「俺は猫嫌いだ」とのこと…あせるわたくし
逃げたい…

しかし、「地区の人に迷惑はかけるなよ」と理解をいただき、ビシッと筋が通った意見を頂戴いたしました。話してみると優しくてちょっと安心。ありがとうございました。
申請書
構成員は2名以上必要です。区長さんのご理解いただいてお名前と印鑑をいただきます。

これでクリア。
申請が終われば封書が届くということでしばし待つ。腕章とともに届きました。
多分市内で57番目の団体となりました
多分。 こちらはこれで完了となります!

これと並行してエトウさんには申し訳ないですが避妊手術の準備を…
これまた、地域や動物病院でバラバラなのです
他の市では、一発手術で終わるとこもあれば市内では一度ワクチン後手術後数日ケージで。
わたくしがお願いした病院は二度のワクチン後手術後数日ゲージとのこと。
最初はサッとやってよ! とも思いましたが先生の話では飼い主なら猫をいちばんに考える的な話を聞きぐうの音も出ません
というわけで、最初の診察に連れていくとまさかの高熱(猫は38度が平熱のところ40度)何が原因かは不明でしたが、いきなり、病院に行く回数が3→4になりました。
捕まえられるエトウ。 さすがに命にかかわると思ったのでしょう。毎回抵抗がすごい!

次回エトウさん捕まえられるかなと思うくらいの暴れっぷりでしたが、その後二度のワクチンに成功

6/7避妊手術となりました。
確かに今すべてが終わった時に、エトウさんが安全に無事に手術が終われたことを考えるとこれまた感謝です
避妊手術にあたり、前日夜11時からの絶食。
うん。それはいいのだけど問題は自由に生きてきたエトウさんをケージに入れるということ。
その辺のものを食べてもいけないし夜姿がなくてもいけないので夕方からケージへ。緊張感が漂います…
その後9時頃最後のご飯をあげに行くも荒ぶるエトウ…
右のトイレの砂をすべてひっくり返してました…

結局ご飯も全然口にしないまま翌朝へ。
お水は朝の6時までよいので早起きして向かうも荒ぶるエトウ…
結局飲まず食わずで手術へ。
エトウさんが手術でいない間狭いケージを拡張。 ハウスの奥に金網があったのでそれを横に取り付けました

17時には迎えに来てくださいとのことで再びケージへ(10日から2週間安静)ここからが長かった…
当日は19時からお水、19時半からご飯を食べていいということでさすがにがっつくエトウさん。
多分前日寝てなかったのでしょう。ウトウトしておりました。

翌日からはトイレの砂は吹っ飛ばす、エサ入れはひっくり返る、下に引いている段ボールやペットシートは引き破られ、💩が飛び交っておりました…毎日これの繰り返し。エトウさんも毎日狭い中であがいておりました。
でもちゃんとトイレできました
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毎日様子を見ながら💩の回収、ペットシートの交換、ひっくり返したトイレのやり直しなどなかなかやらかしてくれました
それでも、毎日ご飯をしっかり食べてくれたのはなによりです。 キズの治りを早くするためにはよく食べさせてとのことだったので…おかげで激太り。一週間でこれ!
ビフォーアフター

その後、1週間ちょっと経ちまして、いっこうに荒ぶることをやめないエトウ。わりと激しい性格。

カーラーが先にくたばる感じだったので意を決してお腹のテープを剥ぎ、ついに自由の身へ。出所です
お勤めご苦労様です
くたばったカーラー
噛みあと、亀裂などが入ってますが記念品です
ちなみに我が家のふみちゃんは60日入ってたのにカーラー綺麗でした。性格ですね

なんやかんやでこれで長い戦いも終わりエトウさんは自由の身に。
そして地域猫として今後みんなに愛されればそれが幸いです。
耳はカットしてもらいました。「さくらねこ」ってやつですね。


今回はエトウさんという一匹の猫をどうやって守るか。それだけを考えて手続き嫌いの人間が挑戦してみました。
エトウさんがちょこっと現れただけの猫であればそこで終わってたかと思います。
エトウさんのなんとしても生きていくという姿は美しかったですし元気づけられました。最近は会社の愚痴もエトウさんが全部聞いてくれます
理事長、区長さんをはじめ、猫好きな方、職員さん、従業員さんありがとうございました。心より感謝申し上げます。
エトウさんは元気いっぱい生きていってほしいものです。
ただ、猫をはじめとした遺棄などがこの地区でも割とあるようです。エトウさんも、めいちゃんも、助けてあげられなかった子もおそらく捨て猫だったのではないかと思います。
現在は動物の遺棄、虐待は一年以下の懲役または100万円以下の罰金です。
仮に保健所に連れて行っても殺処分は有料だそうです。さらに、本当に殺処分しか道はないのか、その辺のヒアリングがしっかりあるそうです。
市に相談すれば待ち時間こそあれ、こういった方法もありますので考えてみて下さい。
アジサイとシナワスレナグサとエトウ

あくびするエトウ

ペロッとエトウ

逆光のエトウ

横顔のエトウ

ちゃちゃさんが最後食べれなかったご飯の在庫は全部エトウさんのご飯になりました。
今年の上半期は猫のことばかりでした。ちゃちゃの事を少しエトウさんが忘れさせてくれる一瞬があったのだと思います。
ちゃちゃは15年間お疲れさまでした。
エトウさんはこれから頑張って生きてね。