【まとめ】
SEG2016、感覚的にはあっという間でしたが、撮りためてきた膨大な量の写真とノートの記述からは、実際の旅の長さが感じられます。
その感覚と現実との乖離が、旅の充実度を表しているように思えてなりません。

思い返せば、昨年の9月22日、今年度のSEG活動がスタートしました。

毎月のようにテストがある忙しい日々の中、レポート、小論文をもとにしたメンバー選考や、リバネスさんからの課題をもとにした調べ学習などを行い、少しずつ準備を整えていきました。

現地で行うプレゼンの準備では、生徒自らが、昼休み、放課後などを利用して班ごとに積極的に集まり、準備を進めました。

さらに今年度は、例年にはない特異的な活動として週に一回生徒同士で集まり、英語の練習会を行いました。ALTの先生とも会話練習を行い、充実した準備を進めることができました。

そしていよいよ11日間の研修がスタートしました。

研修の内容は以前までに投稿した通りですが、楽しいこと、苦しいこと、失敗、成功などを経験して、アメリカの一般的な文化はもちろんのこと、SEG(Science Explorers Group)として、現地の最先端の科学的な文化に直接触れ、さらには、大使館、国連などで、貴重な体験をすることができました。

このような経験を通して、海外の厳しさを学ぶとともに、少しのことではくじけない強い心を身につけ、ハードなスケジュールをこなしたあの日のあたたかいシャワーの気持ちよさと、ベッドでの充実感を味わうことができました。

さて、私の主観になりますが、今年のSEGの特徴は、一人一人の個性を活かした団結力にあると思います

新しい取り組みを提案してくれた人、ブログの基本設定をしてくれた人、うまく笑いを取ってくれた人などなど、メンバーの一人一人が努力をしたおかげで、今回の研修を有意義なものにすることができました。

このように全員が目標に向かって一丸となって取り組んだことによって絆が生まれ、集合写真に見て取れるように、一年生と二年生の間に差のない良い環境で研修をできたのだと思います。

皆さんと研修ができて本当によかったです。
楽しい時間をありがとう。

最後になりますが、現地で講演をしてくださった方々、現地ガイドの方々、添乗員の方々、先生方、メンバー全員の親御さんたちをはじめ、SEGに関係してくださったすべての方々に感謝をし、まとめの言葉とさせていただきます。

来年度のSEG研修がさらに発展することを願って。

平成27年度3月27日
SEG2016 生徒代表 斎藤天丸