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舞え舞え蝸牛―新・落窪物語 (文春文庫 た 3-13)
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古典作品 落窪物語を題材にした お話です。
一度は手放したものの やっぱり 好きなので
また 購入しなおしてしまった作品。
何度読んでも おもしろいし 好きです。
もともと 古典は好きだったからもあるけれども
この作品は ツボにはまった。
最近 改めて 読み返してみたら
なんと 昨今人気の ラノベ・テイストがあると気付いた。
そもそも 落窪物語は
日本版シンデレラなのであるから
ヒロイン ヒーロー 悪役 がでてきます。
そして、最後には ヒロインは ヒーローと結ばれて
はっぴーえんど
になる。
もう ラノベの王道ストーリーそのもの。
そう考えながら読むと
今の若者にも 受け入れやすいんじゃないかな・・・
ヒロインである 落窪は おっとりしすぎていて
守られるだけの ヒロインなので いまひとつですが
ヒーローである 少将は 落窪を見初めたあとは
それはもう 彼女を守るために やります。
落窪の女房である 阿漕と一緒に
悪役令嬢ならぬ 悪役継母をギャフンするために
結託するのです。
シンデレラ物語とはいっても
前半は ほとんど 阿漕の活躍であり
後半は 少将の活躍となります。
なので ちょっとかわった シンデレラ物語です。
この作品を さらに かみ砕いて 現代風にアレンジしたものが
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おちくぼ姫 (角川文庫)
475円
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小中学生くらいだったら
こっちのほうが いいんじゃないかな・・・
未読だけど・・・