今日、5か月の娘が寝返りをうった。

寝返りをうつことはできるが、もとの仰向けの状態に戻ることはできないので、しばらくすると居心地の悪さからか泣き出した。

僕は、もとの仰向けの状態に戻してあげた。

ふと思い出した、かつて共感した「ライ麦畑でつかまえて」のなかのワンシーン。

『とにかくね、僕にはね、広いライ麦の畑やなんかがあってさ、そこで小さな子供たちが、みんなでなんかのゲームをしてるとこが目に見えるんだよ。何千っていう子供たちがいるんだ。そしてあたりには誰もいない―誰もって大人はだよ―僕のほかにはね。で、僕があぶない崖のふちに立っているんだ。僕のやる仕事はね、誰でも崖から転がり落ちそうになったら、その子をつかまえてやることなんだ。』

家庭を持ち、30歳間近になった今でも、「ライ麦畑ののキャッチャー」以外の仕事を“一生懸命”探しているという体たらくである。