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           「螺愛」






                    風がうるさくとても冷たい・・・。




                    このまま死んでしまうのか・・。








                      何をしてんだろう・・。




                 すると目の前が赤い霧が見えてきて




              その霧の中に入るとバラ星雲のような黒と赤の宇宙。




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           その世界は螺旋状になっておりその下にどんどん落ちていく




                   その世界に彼女は心を委ねた




                     心の目でその世界を見た




                      ゆっくりと風が吹く・・・。




                     彼女の頬に何かが触れる




                     目をつぶっているのでそっと




                        目を開いて見ると




                 そこには自分のみたいものが見えている




                 彼女はその見たいものが全て欲しいと思い




                    全てを感じてもう一度落ちていき




                   




                          全てを委ねた。






                      初めに気持ちいい風が吹き




 


                         次に冷たい風が吹き






                     そして刺すように痛い風が吹き・・・・・






                      最後には優しい風が頬を撫でた




                          彼女は全てを知った。




                    登るときには気づかなかったことが


 

                         身をゆだねて落ちる時




                    




                           全てを委ね






                       その代償に、全てが見えた。




                         彼女が目を開いて




                         最後に見たものは・・・。










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             「螺愛」





              





              「その先に行きたいのですが・・・どうしたら・・。」










                         龍は答えた。




                       「その先はない。」










                   彼女は戸惑いながら話し続けた




        「私はこの階段を上りその先に願いを届けに行きたかったのですが・・。」










                           龍は・・・










                 「その願いは決死の覚悟で決めたのか」







                      「私は見たいのです」







                      「あの人の心の中を」







                     すると龍はこう言った・・。










               「ならば、この階段の下に向かって落ちてみろ」







                 「お前が見たいものが見えるだろう・・。」




             





                ここまで登って来たのに下に落ちろと・・・。




     





                      彼女は怖かった・・。










                しかし、自分の見たいものを見るために




                   足をゆっくりと前へとずらして




               最後の階段の先端に身体を真っ直ぐにして




             龍の言うとおりにその下に向かって落ちていった。













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                頭上を見上げると階段が崩れ落ちている・・・・。




















               「螺愛・・・」








                  最後の階段が見えてきた。




                 あと、10歩で階段が終わる・・・。




        





                       あと5歩・・。




             





                       あと2歩・・・。










                そして最後の階段に足をかけた。




                すごい高いところまできてしまった。




             振り返るとその階段は螺旋状になっていた。




        


                      「どうしょう・・。」




                    これから先が無い・・。




                   「どうすればいいの・・。」




               そこに数分膝を抱えて座っていると




                     意識が薄れてきた。




                   何かが近づく音がする。




                 その感覚はさっき感じた感覚。


  

          そう・・あの龍が上空からゆっくりと回転しながら羽ばたき




               彼女の頭上の上で彼女を見ている




               すると聞いたこともない周波数で




          頭の中にあるチャンネルを変えた気持ちで聞いてみると




              初めはノイズのように聞こえたが




           だんだん人間がしゃべる声のように聞こえてきた




           





                    「聞こえるか・・。」










                   はっきりと聞こえた。










                  その声の先を見上げると




                      









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                      龍がいた。