今日はマーラーの交響曲9番を聞いてました。この曲で、いつも聞くのはバーンスタインがアムステルダム・コンセルトヘボウを指揮した演奏です(グラモフォン、85年録音)。
思い入れたっぷりで演奏され最初の一音からマーラーの世界に引き込まれる感じがたまりません!録音もよく完成度の高さでは文句なく僕の愛聴盤です。
僕の感性ではマーラーの交響曲八番まではマーラーはものすごく生への執着しているのではないかと感じます。それは単に生きたいという次元ではなく、死が怖く無理矢理、生にしがみつきたいからひたすら派手に元気に振る舞っている、そんな感じです。
ところがマーラーの9番は全く違います。もうそこには生への執着は感じられません。生死を超え、ただひたすら美しいものへ同化する方向へ音楽が向かっている感じがするのです。聞いていると自分も美しいものへ同化してるような気持ちになります。
僕はそんな感じに浸りたくて、たまにこの曲を聞きます。そんなときは、バーンスタインとアムステルダムの演奏に聴き入ります。
ただ、今日聞いていたのは、バーンスタインがベルリンフィルを指揮した演奏です(グラモフォン、79年録音)。バーンスタインがただ一度カラヤンのベルリンフィルを指揮した記念すべき演奏です。演奏の完成度はやはりアムステルダムのものには及ばない感じですが、熱気というか一期一会の緊張感などは聴いていて心うたれるものがあります。
どちらかと言われるとやはりアムステルダムの方がお勧めかな。

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バッハのブランデンブルク協奏曲はバッハの曲の中でも爽やかに聞くことのできる曲ですよね。
私が1番好きなCDは、リナルド・アレッサンドリーニ指揮コンチェルト・イタリアーノ(naive、2005年録音)のものです。
アレッサンドリーニは最近のイタリアンバロックの隆盛に一役も二役も果たしていて、天才の名を欲しいままにしています。
彼は天才ですが、天才という言葉の持つある種の冷たさとは全く無縁で、彼の作り出す音楽には人間の温もりを感じてなりません。温かさに包まれる感覚は他の指揮者から得られるものじゃありません。
ブランデンブルク協奏曲も例外ではなく、本当に温かい演奏です。バウムガルトナー指揮ルツェルン祝祭管弦楽団の演奏も温かいのですが、アレッサンドリーニのは温かさに癒されるだけでなく、さらに生きる元気まで貰える感じです。とにかく演奏が生き生きしてます!!今この瞬間に音楽が生まれているって実感します(^O^)

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初ブログです。
クラシックを聞き初めて十数年経ちます。これまでいわゆるバッハ、ベートーベン、ブルックナーを中心に幅広く聞いてきました。最近は古楽を聞いてます。
そんな中で強く印象に残る一枚にランパル(フルート)、ラスキーヌ(ハープ)が演奏している「春の海~日本の旋律」(DENON、69年録音)があります。
フランスのフルートとハープの大家が二人で春の海、赤とんぼ、この道など日本の旋律を奏でています。
間違いなく日本の情緒を感じます。こういう演奏を聞くと人の感性に国境はないなーと感動します。お勧めの一枚です。


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