NSw: チップはX1。ノンカスタマイズの標準版を採用
ハードウェア分析サイトTech Insightsは、NSwの分解分解記事において、NSwのTegraプロセッサのダイの顕微鏡写真を掲載した。ポイントはたった一つ。このチップのコンフィグレーションは、Shieldと同じく、Tegra X1の標準版と一致している。(略)
疑問になるのは、チップのコンフィグレーションが吊るしの設計と同じなのであれば、一体全体、チップのカスタマイズとは何だったのかということだ?このことについてのNvidiaの記事について書いておく必要があるが、それによると「新ハードを作り出す上でのあらゆる面についての500人年の工数」を投入した、と同社は主張しているのだ。だが今回提示された証拠は、NSwのチップは吊るしの設計と一致していることを示している。どういうことなのだろう?(略)
公正を期すために言っておくと、Nvidiaの記事は、単にハードウェアだけでなく、システム設計、システムソフトウェア、API、ゲームエンジン、周辺機器などについても語っている。Tegraのカスタムという言葉が意味するのは、以前からある技術を用い、ゲーム・コンソールとして動くようにしたということの結果のことを言っており、その点について言えば、確かにSwitchは大きな成果ではある。(略)
Tegra X1が基本設計において最も重要な要素であることは分かっていた。新ハードのチップがX1であるというリークが「仮の」チップを載せた不完全な開発キットに基づいていることを、任天堂ファンはずっと願っていたが、ファイナル・セミファイナルのクロック(それだけが20nmのTegraで現実的に可能なものだったが)を除いては、Switchの仕様のアップデートが開発者に伝えられることはついになかった。
NS: eurogamer Standard Tegra X1 'confirmed' as Switch's processor
みらい的コメント:
500人年か……
おそらくNVの言わんとしていたのは、カスタムに500人年分の工数を使ったということなのではなく、500人年分の工数を詰め込んだチップをNSwは載せている!凄い!ということだったのだろう。
……まあ、正しく理解できた人はほとんどいなかったろうが。
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