海賊行為による莫大な機会損失。2014年の総額は約2.3万タイトル、740億ドルに上る | みらいマニアックス !

海賊行為による莫大な機会損失。2014年の総額は約2.3万タイトル、740億ドルに上る

ゲームの海賊版が流布していることは広く知られており、海賊版が登場したタイトルの売り上げが落ちることで、ゲームデベロッパ・パブリッシャは莫大な損失を被っている。

Arxan Technologies社が2014年に公開した情報によれば「マネタイズ外の海賊版の価値の総量は740億ドルに上る」とのことだ。さらに2015年の終わりには海賊行為の対象となったアセットは年間196万本に上るものと見られている。これにはゲーム、ソフトウェア、デジタル・メディアが含まれる。


NS: PSLS  Pirated Game Assets Reached $74,000,000,000 in 2014 According to Cybersecurity Company


みらい的コメント:


「マネタイズ外の海賊版の価値の総量は740億ドルに上る」が、これはソフトウェア、デジタル・メディアを含まない、ゲームのみでそれだけの量になる模様だ。

海賊行為が発見されたゲームは、2014年にはおよそ2.3万タイトル。2015年には約3.1万タイトルとのこと。平均すると機会損失は一タイトルあたり3.8億円程度となる。

おそらくこれらは主にPCやスマホゲーなのだろうが、これらのハード上のタイトルは、事実上、既に全てF2P化してしまっていると考えるべきなのだろうな。