既に過半数のスタジオがモバイルに移行。US／MA州からのレポート

現在マサチューセッツ州で活動しているスタジオは、その半分以上がモバイル・デバイスのプロジェクトに取り組んでいる。この地域のゲーム業界の2041人／112社のうち、モバイルデバイスの開発を行っているところは51%にも達する。

Boston Globeからの最新のレポートは、マサチューセッツデジタルゲーム協会の協力により、コンソールからモバイルへの移行を明らかにした。

Timothy Loew氏（director, マサチューセッツデジタルゲーム協会）
「市場のあらゆる混乱は、途方もない量のチャンスを作り出しました。（略）実際、モバイルはゲーム市場に多くのプレイヤーと多彩なユーザ層をもたらしたのです。

記事はImaginEngineのようなのような非モバイルスタジオの閉鎖、Zyngaのケンブリッジの運営、Harmonix Music Systems Incでのレイオフを引き合いにだし、地元のモバイル・スタジオのThe Tap Lab and Disruptor Beam Incの成長をそれらと比較している。

Dave Bisceglia氏（CEO, The Tap Lab and Disruptor Beam Inc.）
「わたしたちは、ひとつのバスケットに卵を全部入れていますが、適切なタイミングだし、適切なバスケットだと思います。」
「さらに大きなシフトがあると願っています。私たちのような会社のための良い時期ですね。」


NS： Gamesindustry
http://www.gamesindustry.biz/articles/2012-11-05-over-50-percent-of-massachusetts-studios-mobile-focused


みらい的コメント：

SCE吉田氏が語っていたモバイル等への移行についてデータが出てきた。

この112社が全てモバイルのみを開発しているとは限らず、コンソールやソーシャルを掛け持っている所もあるかもしれないし、これはMS州に限った話で、別の州ではコンソールがもっと多い可能性はある。

それにしても、スタンピード的なシフトが起こっていることは明らかだ。
これが日本だと、代わりにソーシャルになるのだろう。