【メモ】 ソーシャルゲームとコンソールはどの程度バッティングするのだろう? | みらいマニアックス !

【メモ】 ソーシャルゲームとコンソールはどの程度バッティングするのだろう?

結局ソーシャルゲームが喰ったのはオンラインゲーム会社であって、元からコアゲーマーからの売上に依存していたパッケージゲーム屋はむしろ堅調であるという市場の違いにいい加減みんな早く気づくべきだと思います。
(http://kirik.tea-nifty.com/diary/2012/01/ff-b9e1.html#more)


そりゃそうだよね、正しいよね、と思いつつ。
今後のゲームのことを考える妄想する上では、いくつか疑問がわいてくる。

「コアゲーマーからの売上に依存していたパッケージゲーム」とは何か?
CoDとかGoWとかいったゲームをプレイする層と、ソーシャルをプレイする層が違うのは、直観的に納得できる。その一方で、どうぶつの森、トモコレ、アイルー村、落ちモノ、といったゲームをプレイする層とは、なんとなくバッティングしているような気がする。ではバッティングしないのは、どこまで「コア」なゲームなのだろう?

ゲームとプラットホームとでは話が異なる
ソーシャルゲームとコアゲームでプレイヤー層が違うことは、プラットホームにおいても別ということにはならない。ソーシャル層に強いプラットホームがコア層をターゲットにしたり(例:3DS)、逆にコアなプラットホームがソーシャルちっくなユーザを狙ったり(例Xbox+Kinect)ということもある。プラットホーム間の競合は、それはそれであるのではないだろうか。

コンソール市場の縮小をどう説明するか、という問題
統計的には、モバイル・ソーシャルは拡大し、その逆にコンソール市場は絶賛縮小中だ。ソーシャルゲームが喰ったのはオンラインゲーム会社なのだとすると、コンソール市場を食ったのは、では一体誰なのだろう。ソーシャルにもいかず、コンソールにはおらずとなると、コンソール市場で減った分のユーザはゲーム自体をすっぱりとやめちゃったのだろうか。


どうも「ソーシャルゲームが喰ったのはオンラインゲーム会社」というところがイマイチ飲み込めないっぽい。それが正しい場合、結局ゲーム全体、特にコンソール系のゲームはどうなっていくのか、というとことがイメージできないわけなのだ。なんとなく任天堂の決算説明会での社長説明の腑に落ちなさと似ているところがある。

単純に「ソーシャルゲームが喰ったのはオンラインゲームなのでコンソールで俺ら大勝利」的な分かりやすい結論には、いずれもなったりはしないのだろうけれど。