ソニー: PSPを最後に救ったのは3rdパーティの力だった | みらいマニアックス !

ソニー: PSPを最後に救ったのは3rdパーティの力だった

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Kotakuのインタビューに答え、吉田氏(SCE)がPSPとVitaについて語った。
http://www.computerandvideogames.com/308551/news/gamers-were-not-getting-much-unique-on-psp-admits-sony-boss/

当時PSPは抜群の高性能機だった、吉田氏は振り返る。
「私たちはPSPの発売時、PS2レベルのゲームを携帯機で実現したことで浮かれていました」

しかしその後、PSPの高画質重視を見慣れたユーザは、それ以上の何かを求めるようになっていった。

「そこからの進歩が足りなかったのです。最初の数年間はそれでもうまくいっていました。ユーザの方に、それまでなかったような(ポリゴンを多用した)3次元のグラフィックを楽しんでいただけたと思います。しかしそのうち、それも見慣れたものになってしまいました」

吉田氏は、PSPが現在も高い人気を保っているのは日本のデベロッパ各社の力によるものだとした。日本のデベロッパ各社は、Vitaのアナウンス後も引き続いてPSPに魅力的なタイトルを投入しつづけている。

「日本にはVitaはまだ早い、PSPは人気がありまだまだ現役でいける、という意見もありました。またVitaを発表することで、せっかく盛り上がっているPSPのマーケットを冷やしてしまうという考えもありました。幸いにもそれは結局杞憂に終わりましたが」
「開発会社からのサポートは信じられないほど強くなっており、PSPの開発に自社の最良の開発チームを投入していただけています。それがまたPSPの人気を支えることにつながっているのです」