『3DS、初日の販売結果まとめ』

本日、3DS販売開始が開始された。

まず秋葉原では、初日の販売は順調で、ほぼ午前中には全て完売となった模様だ。

ヨドバシカメラマルチメディアAkiba、当日販売は約40分で終了【ニンテンドー3DS発売日リポート】
http://www.famitsu.com/news/201102/26040886.html

これであれば、東京都心での消化率はおそらく9割近くまではいったのではないか。
この分だと明日の日曜で、初回出荷分は全て掃け切るだろう。

ネット上では、地方やロードサイドの量販店、GEO等一部の小売等、都心以外の地域では、まだ店頭在庫が残っていたとの噂もあった。真偽は確認しようがないが、ありそうな話ではある。しかし、いずれにせよ今週中には在庫は残らないのではないか。

通販系では、Amazonマケプレでは出品が多数残っている。新品／中古（転売品）の価格は、ほぼ全て30,000円のプレミア価格となっている。ヤフオクでは、こちらも転売屋からの出品が多数残っており、概ね25,000～28,000円程度の落札価格となっている模様で、ほぼこの価格帯に収束してきた。

以下感想：

・初回出荷40万台が瞬間蒸発したことは、大方の予想通りであった

・ヤフオク転売が低調なのは、どうしても欲しい今直ぐ欲しい！、というユーザが少ないためだろう。つまり多くの人が様子見を決め込んでいるということだと考えられる。

・その大きな理由は、ロンチタイトルの微妙さにあるのではないか。少なくともロンチタイトルは、いまひとつハードを牽引し切れていないという状況と言えそう。

・また2月・3月のタイトルについても、既に公表されている。潜在顧客がこれを踏まえているとすると、こちらのタイトルの牽引力も、あまり強いとは言えないようだ。

・本ブログでは、4月頭には3DSの店頭在庫がそろってくると予想した。しかし様子見層が意外に多いことが明らかになったことで、本体の売上の頭打ちが早まる可能性がでてきた。

・動きが早い層は全体で約50万人程度と推定されるが、この層の需要は、今週の40万台・来週の20万台の出荷で、ほぼ食い尽くされてしまうことになるためだ。

今週の3DS無双はある意味順当だった。

（初回出荷40万台が週末で掃け切らなければ、逆に非常にマズいレベルだっただろう）

しかし、様子見が意外に多いことが明らかになったことから、3DSのロンチは微妙に先が読みきれなくなりつつある。来週分の消化状況を、注意深く見守ることにしたい。

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