本日で、発症後1年経過となりました。

 

 さて、その後の症状はというと、全く残っていません!

 

 細かいことをいうと、起立時の脈拍がやや早い(80-90あたり)ような気がしますが、発症前の数値を把握していませんので正確に判断できません。

 

 この1年で感じたことは、ギラン・バレー症候群、フィッシャー症候群という病気は、個体のメンタルをも攻撃しているという点です。

 

 入院期間2週間、最後まで症状が残った複視が発症後3ヶ月でしたが、何とも言えない体調不良「感」や、再度悪化するのではないかという不安「感」が消えたのは、ほんの数ヶ月前です(発症後10ヶ月くらい?)。

 

 現在は鶏肉の加熱具合に対して異常といえるまでの執着があるのが面倒ですが、週に5日以上はジムに通って汗を流し、ご依頼いただいた仕事はほぼこなしながら生活しています。

 

 この病気を患ったことすら忘れつつありましたが、この1週間くらい、本ブログの閲覧数がかなり増加していることに気がついて、偶然にも発症後1年経過に気がつきました。

 

 私がこの病気を発症した原因は鶏肉(カンピロバクター菌)由来ではないと思いますが、この病気の発生に繋がる最も多い先行イベントが「鶏肉摂取の際にカンピロバクターが体内に入り込み、食中毒を起こす」ことだと考えられています。

 

 この時期はまさに気候の変化により高温多湿となりますので、食中毒が増えます。同時に、ギラン・バレー症候群、フィッシャー症候群の患者が増加するのではないかと思います。

 

 あまり軽率なことは言えませんが、現在、この病気に苦しんでいる人がいらっしゃいましたら、正しい情報を取得していただき、復帰に向けてできることの全てに挑戦してほしいと思います。