9月になってもまだ暑い日が続きますが、肌に触れる空気の感じは確実に変わってきましたね。


容子さんとの恒例となっている夏の小旅は、今回は「京都府 美山の里」に行ってきました。


どの辺かと言うと、ざっくりですが京都市の北西の方の山の中にあります。
大阪からだと、名神で大山崎インターで京都縦貫道に入り、亀岡を過ぎたあたりで降りて、ひたすら北に山の中を走っていきます。

     


     

     
             

                  
最初の目的地は、少し寄り道になるのですが「常照皇寺」という山の中にポツンとあるお寺です。
ここは容子さんのお気に入りのお寺ということで、寄ってみました。


この辺りの地形は、山は深いのですが、あまり高い山がなくてその山地の間に小さな盆地が点在しているという感じかな。

             
   

             
             

「常照皇寺」は南北朝時代に禅宗の寺院として開山された。
光厳法皇のゆかりの寺院とされているようです。


ほんとうに静かです。
蝉の声しかしません。
山門も本堂も質素な感じですが、なんだか趣を感じるでしょう。

 

             

 

             

 

            

 

               


私たちふたり以外に参拝される方はいないのかしら。
もちろん受付にも人はいません。
ただ、受付に箱が置いてあって、「志納金 お一人五百円ほど」と書かれているので、箱の中に五百円を入れさせていただきました。
見るといくらか入っていましたので、先にお参りされた方がいるようですね。


本堂に上がらせていただき、奥にあるお庭などを見させていただきました。
今は枯れた感じになっているお庭ですが、どことなく雅な気品を感じるような気がしましす。

 

 

              

 

              

  

              

 


本堂に座っていると、お盆は過ぎているし、こんな山の中だから少しは涼しいのかと思いましたが、汗がじわっと滲んできました。

             

             

             

このお寺の駐車場から参拝させていただいて帰るまで間に、一人の人ともお会いしませんでした。
な〜んか時間が止まっているような少し不思議な気持ちになってしまったのです。

 

              


ここから「美山の里」までは、まだ少し山の中を走らなくてはなりません。
つづきます。