家の近くに 和〈にこ〉という、
薬膳お惣菜屋さんがあります。

店主のきもちのたっぷりこもったごはん、
ひとつひとつ大切に選ばれた調理器具や雑貨、
そういうものがあふれている、小さいけれどとってもすてきなお店です。



その場所で店主さんによる料理教室が開かれるということで、
行ってきましたニコニコ



野菜やお肉‥ひとつひとつの素材、
使う調味料、
火かげん、
ひとつの料理を作る過程には、たーーくさんの"選ぶ" "見きわめる"があるんだな。


それは料理をするひとの舌や経験がひとつひとつ積みかさなって、できること。

ただいいかげんにチャチャっと作るのと、
料理と向き合いながら作るのでは、本当に違ってくるよなあ。。。


わたしもやっとのこと、ちいさな一歩をふみいれた気分です。



ごはんって日々のこと。
からだをつくる大切なもの。
いちばん根っこになる部分。
‥とってもニガテなんだけど、がんばりたい分野ですかお
「種市」というイベントが、年に数回、吉祥寺であります。




固定種・在来種の野菜に注目したイベントで、
野菜の販売や種の販売、
固定種在来種野菜を使ったごはんやおやつ、
トークショーなどがあります。

今回その種市と、
以前から本がだいすきでいちどお話を聞いてみたかった 早川ユミさん の出ているトークショーに、行ってきました*


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[在来種の小豆を使ったぜんざい!おいしかったあ]


収穫料もあまり安定がせず、
大きさも大きかったり小さかったり。
流通にはなんとものせにくい、固定種在来種の野菜たち。

それはきっと、こんなことにつながってる。


大家族でで囲むごはん。
近所のひとと、おすそ分けの暮らし。
野菜時間に合わせた時間の過ごし方‥。



* * * * *

便利で早すぎる今の暮らしが、
ちょっと私にはペースが早すぎるなと思った時、
自分の理想としているのは"昔の暮らし"なのかな?と思ったりしました。

いろいろと過去の暮らしを調べてみたところ、
たしかにいい部分もあるけれど、
病気が治せなかったり、今ではあっというまに終わる仕事がずいぶんと時間がかかったりして、
うームちょっと違うかな、と。



それに、今回種市にいって、主催者の方が話していて感じたのは、
田舎暮らしにあこがれたりするけれど、
その場所その場所で大変なこともある、と。
その大変さを、自分たちでのぞんで、いまのような関係の希薄な都会のような暮らしができたのだと。


* * * * *


たいせつなのはバランス。


みんなそれぞれ、いたい場所があるから、
それぞれの場所にいて、それぞれ楽しく感謝しながら暮らしていけたらいい。




じぶんが思い描く、理想の暮らしの形。
そういう場所はそれぞれきっとあると思います。
ポレポレ農園にはいくつかの種類のハーブが植わっています。

ハーブの香りって昔からすきです。
でも料理のレパートリーはとっても少ないシラー



いろいろ調べてみたところ、フェンネルの種がお菓子づくりに使えることがわかりましたひらめき電球

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【フェンネルの種】




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クッキーにいれてみたり、それからりんごとフェンネルシードのパウンドケーキを焼いてみたり。

フェンネルシード、ピリッとした甘さがあってとってもおいしい!



ジンジャーシロップ以外にも、
seedcafeの定番メニューになりそうな予感ですニコニコ





お菓子づくりってほんとにすきだな。
新しい組み合わせを思いついたときのワクワク度合いが、
やっぱり料理よりもわたしはおおきい!